[338] 一番美しいマーラーは? 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/21(Sat) 21:28
と聴かれたら躊躇なく、わたしなら交響曲第4番をあげるなぁー・・・
何と云っても美しい・・・美しすぎる。天国的にね。
あの鈴がまた良いですね。
ショルティは近頃余り話題にあがってきませんがどうしたの?

[346] Re: 一番美しいマーラーは? 投稿者:tombi  投稿日:01/04/23(Mon) 22:54 <URL>
お遅れまして。
うううーーーん。難しいですねえ。美しいっていうのが。
確かに音的に4番っていうのは判るような気がするんですが・・・・。
フランスものじゃないし、マーラーとなると精神的な要素も介在して、・・・・、美しいとなるとやはり処女作「巨人」でしょうか。マーラーのウェルテル。作家は常に処女作に帰る。青春の香りや歌がむんむんと横溢していて、芳醇なワルターも良し、爽やかな小澤も良く・・・・。

でなければ限りなく天国に近い9番のアダージョです。もうそのまま逝ってしまいそうな・・・・。バルビローリかな。それともライブで聞き、まだ耳に残っている小澤か。といったところです。

[341] Re: 一番美しいマーラーは? 投稿者:菅野 投稿日:01/04/21(Sat) 22:23
> と聴かれたら躊躇なく、わたしなら交響曲第4番をあげるなぁー・・・
> 何と云っても美しい・・・美しすぎる。天国的にね。
菅:賛成(^^)。バルビローリ&BBCが素晴らしいです。

> あの鈴がまた良いですね。
> ショルティは近頃余り話題にあがってきませんがどうしたの?
菅:どうしたんでしょうねえ。ショルティは私のクラシック音楽入門
  として大事な指揮者でした。(演奏の好みとしてはちょっと趣味が
  あわないのですけどね(^^)。)

[343] Re^2: 一番美しいマーラーは? 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/23(Mon) 19:04
> 菅:賛成(^^)。バルビローリ&BBCが素晴らしいです。
バルビローリですか?菅野殿が良いと言えば
不思議よのぉー・・・聴きたくなってくる。
今度聴いてみよう・・・ (^^)

> > ショルティは近頃余り話題にあがってきませんがどうしたの?
> 菅:どうしたんでしょうねえ。ショルティは私のクラシック音楽入門
>   として大事な指揮者でした。(演奏の好みとしてはちょっと趣味が
>   あわないのですけどね(^^)。)
ショルティは若かりし頃、暴れ牛でしたが晩年はなかなかの名演を残して
おりまするなぁー・・・復活などは素晴らしいようです。出来れば再録
して置いて欲しかったです。

[345] Re^3: 一番美しいマーラーは? 投稿者:菅野 投稿日:01/04/23(Mon) 21:44
TOSCAさん、こんばんは。

> バルビローリですか?菅野殿が良いと言えば
> 不思議よのぉー・・・聴きたくなってくる。
> 今度聴いてみよう・・・ (^^)
菅:はは(^o^)、ご贔屓下さいまして誠にありがとうございます(笑)。
   この演奏、ホント、心から温まりますねえ。
   私は第4についてはワルター&(どこだったかなあ?)、
  クレンペラー&バイエルン放送響(だったと思います)、
  マゼール&VPOを聞きましたが、私の中ではこのバルビローリ盤が
  一番のお気に入りです(^^)。第3楽章が特に美しいです。 
   
> ショルティは若かりし頃、暴れ牛でしたが晩年はなかなかの名演を残して
> おりまするなぁー・・・復活などは素晴らしいようです。出来れば再録
> して置いて欲しかったです。
菅:へえ、(・_・)。「復活」は私の好きな交響曲ですから、機会があれば
  聴いてみたいですねえ。

[353] Re^4: 一番美しいマーラーは? 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/24(Tue) 18:57
> 菅:へえ、(・_・)。「復活」は私の好きな交響曲ですから、機会があれば
>   聴いてみたいですねえ。
それより菅野氏
バルビローリのマーラー第四はEMIでしょう?
HMVにありましたっけ・・・
わたしはHMV専門になってしまったようです。
川越・山野にも行かないですものね(^^)いかんな・・・これでは

[358] Re^5: 一番美しいマーラーは? 投稿者:菅野 投稿日:01/04/25(Wed) 21:39
TOSCAさん、こんばんは。

> それより菅野氏
菅:うわっ、かわされちゃった(^^)。
  それは冗談として・・・

> バルビローリのマーラー第四はEMIでしょう?
> HMVにありましたっけ・・・
菅:あっ、これはEMIではなくてですね、最近メジャーレーベルになりつつ
  ある(或いはもうなった)BBCレジェンズのシリーズです。
  オレンジ色のジャケットにバルビローリの写真が中央より右上に
  少し小さく掲載されています。
   HMVでもおそらくあると思いますよ。渋谷店をよくご利用される
  のですか?この間、私も行きました。あそこの若いお兄さん、よく
  勉強しているなあ、と感心したものです。


> わたしはHMV専門になってしまったようです。
> 川越・山野にも行かないですものね(^^)いかんな・・・これでは
菅:ははは、私も最近はタワー渋谷店が石丸よりも大きなウェイト
  を占めています。

[356] Re^5: 一番美しいマーラーは? 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/24(Tue) 23:26
ブリテン指揮のマーラーの4番もいいですよ!
一筆書きのような流れの良さ、あっさりとした中に込められた豊富な
ニュアンスは、バーンスタインやワルターとはまた違う素晴らしさです。
モノーラルなのが惜しい…。

[339] シノーポリ 投稿者:tombi  投稿日:01/04/21(Sat) 21:35 <URL>
ジュゼッペ・シノーポリ(Giuseppe Sinopoli) がヴェルディ年のアイーダ公演の最中に逝去しました。54歳という余りにも惜しまれる若さでした。ベルディ指揮者として注目され、その後フィルハーモニア管とのマーラー交響曲全集もあった訳ですが、不思議なことにウチには1枚のCDも無いような気もします。FMではその分析的な演奏を聴いたことがあるやに思いますが。「運命の力」すら所有していません。シノーポリの演奏はどうだったんでしょう。ここは皆さんにいろいろ出して頂いて、偲びたいと思います。

[355] Re: シノーポリ 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/24(Tue) 19:05
シノーポリはデビュー当時から贔屓にしております。
確かデビューアルバムだったと記憶致しますがベルディの序曲集
が評判になりわたしも便乗させてもらった口です。当時は確かPhilips系で
3、800円だったかしら・・・ずいぶん高かったのを覚えております。
しかし音質は抜群でしたし、演奏も情熱みなぎる素晴らしいダイナミックな
響きでついつい一曲のつもりが全部聴いてしまったです(^^)
歯切れが良い明快なカンタービレ・・・イタリア人だ!
特に「シチリアの晩鐘」は素晴らしかったですよ。
これが彼との最初の出会いです。CDがまだ価格的に一般的じゃなかった
時代ですね。

[340] ペーター・マーク 投稿者:tombi  投稿日:01/04/21(Sat) 21:42 <URL>
ここの「スコットランド」のスレッドでもつい最近話題になっていたペーター・マーク(Peter Magg)氏が昨日逝去されました。81歳という指揮者としてはまだ速すぎる死でした。日本での公演も予定されていただけに余りにも残念です。私は彼のは古いロンドン響との「スコットランド」しか知りません。モーツアルトなどにおいても良い演奏があると聞いていますが、どうなんでしょうか?皆様のご意見・ご感想をお寄せ頂き偲びたいと思います。

[342] Re: ペーター・マーク 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/23(Mon) 14:58
tombiさん、こんにちは。

ペーター・マークはもっと高い評価を与えてしかるべき巨匠だと思います。
晩年に残したベートーヴェン交響曲全集やモーツァルトの交響曲集
(Arts)はマークの個性的な芸風を如実に捉えているのではない
でしょうか。

ベートーヴェンでは2番、4番、田園、8番などの偶数の曲が
すてきだと思います。清々しい晴朗さのなかの鋭敏なニュアンスの変化に
はっとさせられること請け合いです。奇数番も同様ですがスケールが
小さいせいか物足りなさが残るかも…。

モーツァルトはぎゃくにスケールが大柄で表現が濃厚ですね。
あのシンプルな楽譜からこれだけ創造できるのかとびっくりさせられます。
「プラハ」、39番、「リンツ」など衝撃的といえるほど。
ベートーヴェンがすっきりしていて、モーツァルトが濃厚なのは
どこかワルターを想い起こさせます(マークはワルターに私淑していたん
でしたっけ)。

あと駅売りのCDですが、ハイドンの「軍隊」、ホルストの「惑星」も
素晴らしいですね。ハイドンはモーツァルトとは正反対に古楽器スタイル
を採用した斬新な演奏です。ほかにも都響とのメンデルスゾーン/
「真夏の夜の夢」(デンオン)やトリノ放響とのスメタナ/「わが祖国」
(チェトラ)もなかなかユニークでかつ美しい演奏。(スメタナは
大胆なカットが連続しますが…)

マークという人はいろんな曲でさまざまな顔を見せるので。なかなか
つかみどころのない不思議な演奏家ではありますが、それだけに色々
聴いてみたいものです(できればスコア片手に)。今最も聴いてみたいのは
ブラームス。6年前にコンサートで聴いたブラームスの1番(オケは都響)
は魔法を見ているようでした。

[347] Re^2: ペーター・マーク 投稿者:tombi  投稿日:01/04/23(Mon) 23:16 <URL>
ぽぴいさん、お若いのに良く聞いておられますね。ビックリです。

> ペーター・マークはもっと高い評価を与えてしかるべき巨匠だと思いま
> ベートーヴェンでは2番、4番、田園、8番などの偶数の曲が
> すてきだと思います。清々しい晴朗さのなかの鋭敏なニュアンスの変化に
> はっとさせられること請け合いです。奇数番も同様ですがスケールが
> 小さいせいか物足りなさが残るかも…。

マークにベートーベンですか、いやあ、これは意外だったな。私、60年代の録音しか聴いてなかったものですから、もう物故された指揮者なぞと思っていて、つい最近、レコーディングやら都響とか聞いて「あれれれ」なんて思っていたくらいです。(^_^;)

> モーツァルトはぎゃくにスケールが大柄で表現が濃厚ですね。
> あのシンプルな楽譜からこれだけ創造できるのかとびっくりさせられます。
> 「プラハ」、39番、「リンツ」など衝撃的といえるほど。

スケールが大柄で濃厚なモーツアルトですか?
ワルターに私淑ですか?
これは不勉強でしたねーーー。
ワルター、NYPがモノラルだけに残念だと感じている私ですが、ワルターの「モーツアルトの音楽は1小節づつ表情を変えなくてはいけない」とか「モーツアルトにおいて開放弦を使うことは恐ろしい罪である」なんていうのがマークにおいても生きていそうですね。これは面白そうです。

> あと駅売りのCDですが、ハイドンの「軍隊」、ホルストの「惑星」も
> 素晴らしいですね。ハイドンはモーツァルトとは正反対に古楽器スタイル
> を採用した斬新な演奏です。ほかにも都響とのメンデルスゾーン/
> 「真夏の夜の夢」(デンオン)やトリノ放響とのスメタナ/「わが祖国」
> (チェトラ)もなかなかユニークでかつ美しい演奏。(スメタナは
> 大胆なカットが連続しますが…)
>
> マークという人はいろんな曲でさまざまな顔を見せるので。なかなか
> つかみどころのない不思議な演奏家ではありますが、それだけに色々
> 聴いてみたいものです(できればスコア片手に)。今最も聴いてみたいのは
> ブラームス。6年前にコンサートで聴いたブラームスの1番(オケは都響)
> は魔法を見ているようでした。

なかなか一筋縄ではいかない指揮者のようですね。これは色々と聞いてみる価値があると感じました。何度も実演に接することができて良かったですね。「スコットランド」がLPであるにも関わらず、その後のアプローチが甘すぎたようです。(田舎に引き籠もってしまうとねー、なかなか。)情報多謝です。m(__)m

[350] Re^3: ペーター・マーク 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/24(Tue) 12:05
tombiさん、こんにちは。

> 60年代の録音しか聴いてなかったものですから、もう物故された指揮者なぞと思っていて、つい最近、レコーディングやら都響とか聞いて「あれれれ」なんて思っていたくらいです。(^_^;)

マークが再び世から注目され始めたのは、ジョシュア・ベルのモーツァルトの
ヴァイオリン協奏曲や、ペーテル・ヤブロンスキーが弾いたチャイコフスキ
ー、グリーグのピアノ協奏曲の伴奏をしたあたりからでしょうか(ロンド
ン)。この指揮も極めて美しいものでした。

ヤブロンスキーのインタビューでは、練習におけるマークのオケに対する
指示が非常に変わっていて、「そこはシャネルの10番ね」とか言った
らしいのです(笑)。ヤブロンスキーは「自分は何も言われなかったから
安心した」と付け加えています(^-^)。

> ワルター、NYPがモノラルだけに残念だと感じている私ですが、ワルターの「モーツアルトの音楽は1小節づつ表情を変えなくてはいけない」とか「モーツアルトにおいて開放弦を使うことは恐ろしい罪である」なんていうのがマークにおいても生きていそうですね。これは面白そうです。

ワルターの影響は至る所で見られます。たとえば39番のフィナーレのテーマ
ですごく大きな間を入れたり、「田園」の1楽章冒頭の長い休符の取り方
とか細部まで似た部分が見受けられます。またマークはワルター同様、
木管の生かし方が素晴らしいですね。あそこまで管の音色を虹のように
変化させられる指揮者も珍しい気がします。

[344] Re^2: ペーター・マーク 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/23(Mon) 19:10
わたしもtombiさん同様スコットランドと真夏の夜の夢のみです。
スコットランドは古城うんぬんより早めのテンポで爽やかな感じの演奏
だったと記憶致します。丁度わたしがクレンペラーを聴いて感動し
他の演奏家で聴いてみようと選んだ指揮者でした。
この頃のわたしの評価は乙でした。音も良くないし魅力を感じなかったという
ことらしいです。また聴こうと思います。今聴くとまた違う感慨があるでしょう。

[348] Re^3: ペーター・マーク 投稿者:tombi  投稿日:01/04/23(Mon) 23:24 <URL>
> わたしもtombiさん同様スコットランドと真夏の夜の夢のみです。
> スコットランドは古城うんぬんより早めのテンポで爽やかな感じの演奏
> だったと記憶致します。丁度わたしがクレンペラーを聴いて感動し
> 他の演奏家で聴いてみようと選んだ指揮者でした。
> この頃のわたしの評価は乙でした。音も良くないし魅力を感じなかったという
> ことらしいです。また聴こうと思います。今聴くとまた違う感慨があるでしょう。

これはおかしいですね。きっと私がマークで充分と思って名盤の誉れ高いクレンペラーをどういう訳かいまだに聞いてない為でしょう。「フィンガルの洞窟」と共に暗鬱たるロマンティックな「スコットランド」だと思って聞いていたのですが。先に聞いたのはミュンシュ・ボストン響。これはこれは一刻も早くクレンペラーを聞かなければ。マークに慣れた耳にどう響くか興味津々です。

[352] Re^4: ペーター・マーク 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/24(Tue) 18:52
> これはおかしいですね。きっと私がマークで充分と思って名盤の誉れ高いクレンペラーをどういう訳かいまだに聞いてない為でしょう。「フィンガルの洞窟」と共に暗鬱たるロマンティックな「スコットランド」だと思って聞いていたのですが。先に聞いたのはミュンシュ・ボストン響。これはこれは一刻も早くクレンペラーを聞かなければ。マークに慣れた耳にどう響くか興味津々です。

はは、先に聴いたのがミュンシュですか。わたしも聴きました。
むしろ、こちらの方がわたしは好きです(^^)
古城云々は抜きにしてですが・・・・ということでカラヤンも好きです。

しかし音楽って不思議ですよね。どういう動機でメンデルスゾーンが
作曲したのか知った瞬間から全然違った聴き方をしてしまうのです。
そこでクレンペラーが登場するってことになるのでしょう。
マーク氏のは聞き直してみましょう。御免ね(^^)

[349] Re^4: ペーター・マーク 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/24(Tue) 11:35
> これはおかしいですね。きっと私がマークで充分と思って名盤の誉れ高いクレンペラーをどういう訳かいまだに聞いてない為でしょう。「フィンガルの洞窟」と共に暗鬱たるロマンティックな「スコットランド」だと思って聞いていたのですが。

tombiさん、TOSCAさん、こんにちは。
僕はこのよく話題に上る「スコットランド」を聴いていません。
マークはこの曲を十八番中の十八番にしており、後に2回も録音して
いるので(80年代のベルン響と90年代のマドリード響)、
お試しになってはいかがでしょう。

ちなみにクレンペラーの「スコットランド」も最高です。
あの絶妙な2楽章を聴いてしまうと、他の指揮者は何をそんなに
焦っているんだろうと思ってしまいます。

[351] Re^5: ペーター・マーク 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/24(Tue) 18:46
> 僕はこのよく話題に上る「スコットランド」を聴いていません。
> マークはこの曲を十八番中の十八番にしており、後に2回も録音して
> いるので(80年代のベルン響と90年代のマドリード響)、
> お試しになってはいかがでしょう。
はい、解りました。聴くように致します。<ぼびぃ殿

> ちなみにクレンペラーの「スコットランド」も最高です。
> あの絶妙な2楽章を聴いてしまうと、他の指揮者は何をそんなに
> 焦っているんだろうと思ってしまいます。
解ってらっしゃる・・・ここにもクレンペラーの「スコッチ」を
解ってくれるお人がいたとはあら嬉や・・・

[329] ブルックナー・メンゲルベルク・バ(ベ?)イヌム 投稿者:la lumiere des yeux 投稿日:01/04/18(Wed) 08:34
tombiさんこんにちは。おじゃまします。

ちょっと前に上の話
題がありましたね。
メンゲルベルクがこれほどブルックナーを演奏
していたとは知りませんでした。
諸井誠さんの著作で、メンゲルベ
ルクにロマンティックの録音があるらしいことが触れられてましたが、
例えばネット上の労作ディスコグラフィーでもあげられてなかったよう
に思います。もしあるなら是非聴いてみたいものです。

バイヌ
ム(が正しいんですか!?)のブルックナー集成がフィリップスから発
売されましたね。それに私はまだ手に入れてないんですが、ロマンティ
ックも発売されるようですね。いつもながらのたくましさ、コンセルト
ヘボーの美しさ、素晴らしいです。

[334] Re: ブルックナー・メンゲルベルク・バ(ベ?)イヌム 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/18(Wed) 23:09
>メンゲルベ
> ルクにロマンティックの録音があるらしいことが触れられてましたが、
> 例えばネット上の労作ディスコグラフィーでもあげられてなかったよう
> に思います。もしあるなら是非聴いてみたいものです。

残念乍、諸井さんの勘違いで、マーラーと間違へておられます。

メンゲルベルクはACOと8回ロマンティックを公演しておりましたが、録音は残されてゐないやうです。

Tombi殿今週中にACOのブルックナーの演奏記録お送り仕る。<(_i_)>
>
> バイヌ
> ム(が正しいんですか!?)

昔はバイヌムと表記してゐただけのことで御座る。
(クナッパーツブッシュをクナッペルツブッシュのやうに)

[335] Re^2: ブルックナー・メンゲルベルク・バ(ベ?)イヌム 投稿者:la lumiere des yeux 投稿日:01/04/18(Wed) 23:31
tombiさん、吉岡伊豫守爛柯殿、ありがとうございます。

本当にメン
ゲルベルクの演奏で聴けるものなら聴いてみたいものです。
コンセルトヘ
ボウには脈々とブルックナ−演奏の伝統が息づいているわけですね。

[336] Re^3: ブルックナー・メンゲルベルク・バ(ベ?)イヌム 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/19(Thu) 20:49
> コンセルトヘボウには脈々とブルックナ−演奏の伝統が息づいているわけですね。

1993年の樂期まで実にブルックナーの交響曲(Nr.0〜9)を603回(&Y 2Satz1回、Z 1Satz1回、[ 3Staz1回、\ 1Satz5回)演奏されてゐました!

[333] Re: ブルックナー・メンゲルベルク・バ(ベ?)イヌム 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/18(Wed) 23:08
>メンゲルベ
> ルクにロマンティックの録音があるらしいことが触れられてましたが、
> 例えばネット上の労作ディスコグラフィーでもあげられてなかったよう
> に思います。もしあるなら是非聴いてみたいものです。

残念乍、諸井さんの勘違いで、マーラーと間違へておられます。

メンゲルベルクはACOと8回ロマンティックを公演しておりましたが、録音は残されてゐないやうです。

Tombi殿今週中にACOのブルックナーの演奏記録お送り仕る。<(_i_)>
>
> バイヌ
> ム(が正しいんですか!?)のブルックナー集成がフィリップスから発
> 売されましたね。それに私はまだ手に入れてないんですが、ロマンティ
> ックも発売されるようですね。いつもながらのたくましさ、コンセルト
> ヘボーの美しさ、素晴らしいです。

[337] Re^2: ブルックナー・メンゲルベルク・バ(ベ?)イヌム 投稿者:tombi  投稿日:01/04/20(Fri) 22:58 <URL>
> Tombi殿今週中にACOのブルックナーの演奏記録お送り仕る。<(_i_)>

え、それは又、恐縮です。いつもいつも申し訳ありません。m(__)m

[331] Re: ブルックナー・メンゲルベルク・バ(ベ?)イヌム 投稿者:tombi 投稿日:01/04/18(Wed) 16:49 <URL>
> tombiさんこんにちは。おじゃまします。

ご挨拶を忘れておりました。la lumiere des yeux さん、当掲示板へようこそです。こちらの方も今後とも宜しくお願いします。管野さん、ぽぴいさん、TOSCAさん、伊予守さんなど、「ひるで」さんと繋がりを持たれている方々も多いでしょう?

[330] Re: ブルックナー・メンゲルベルク・バ(ベ?)イヌム 投稿者:tombi 投稿日:01/04/18(Wed) 11:03 <URL>
> バイヌ
> ム(が正しいんですか!?)のブルックナー集成がフィリップスから発
> 売されましたね。それに私はまだ手に入れてないんですが、ロマンティ
> ックも発売されるようですね。いつもながらのたくましさ、コンセルト
> ヘボーの美しさ、素晴らしいです。

ベイヌムの「ロマンティック」TOSCAさんところのBBS、AIDAに、出して欲しくなかったCDのスレッドの筆頭にあげられております。私はまだ聞いてないのですが。以下から直行できます。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~toshome/Tosbbs/32830810546875.html

[328] 至福の色彩交響曲 投稿者:月注斎 投稿日:01/04/16(Mon) 23:06 <URL>
気に入っていただけたようで何よりです。
拙サイトの音楽コーナーのタイトルは表題のとおりですが、英訳するとBLISSは至福となるのです。
いい名前ですよね。

なお、NAXOSからは「チェロ協奏曲&弦楽のための音楽」も出てます。どちらも名作ですが、そのおまけ「2つの練習曲Op.16」にもご注目。
アレグロってナンバーは若さがみずみずしくってお気に入りです。

そしてもう一曲。
「朝の英雄たち」。
ここで聞かせるブリスの音楽は第一次大戦に逝った兄弟への思いが胸に迫ります。

詳しくは、我が家の「戦争と20世紀の音楽」を御覧下さい。

[332] Re: 至福の色彩交響曲 投稿者:tombi 投稿日:01/04/18(Wed) 16:55 <URL>
> 拙サイトの音楽コーナーのタイトルは表題のとおりですが、英訳するとBLISSは至福となるのです。
> いい名前ですよね。

ああ、そうでしたね。

> なお、NAXOSからは「チェロ協奏曲&弦楽のための音楽」も出てます。どちらも名作ですが、そのおまけ「2つの練習曲Op.16」にもご注目。
> アレグロってナンバーは若さがみずみずしくってお気に入りです。
>
> そしてもう一曲。
> 「朝の英雄たち」。
> ここで聞かせるブリスの音楽は第一次大戦に逝った兄弟への思いが胸に迫ります。

こういう時、NAXOSは安いので助かります。ブリスが気に入りましたので、まだ探して購入しましょう。フランスの現代音楽と違ってイギリスものはホルスト、ブリテンなど何の抵抗もなく、すっと入って行けるのが良いですね。

>
> 詳しくは、我が家の「戦争と20世紀の音楽」を御覧下さい。

[262] 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:月注斎 投稿日:01/03/26(Mon) 08:59 <URL>
アーサー・ブリスの「色彩交響曲」
ぼくんちの音楽コーナーのタイトルに援用してるほど。
フレンチ・フレーバーの英国音楽もいけます!

[284] Re: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/06(Fri) 07:23
イギリス音楽ならディーリアスもいいですね。
「春初めてのカッコウを聞いて」や「そり乗り」「イルメリン」など、
時を忘れて静かな詩情に身を浸していることの心地よさ!
僕がよく聴くのはヒコックス指揮ノーザン・シンフォニア・オブ・
イングランドです。

[264] Re: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:tombi  投稿日:01/03/26(Mon) 22:31 <URL>
> アーサー・ブリスの「色彩交響曲」
> ぼくんちの音楽コーナーのタイトルに援用してるほど。
> フレンチ・フレーバーの英国音楽もいけます!

全然聞いてないというのもいけないですねー。私、どちらかというとイギリス系は駄目なんですねー。ディーリアスですら、確かバルビローリで聞いているんですが、眠くなってしまう。私の嗜好は先ず第一にリズム、その次に音色だという気が最近してきました。

で、春になったら聞きたくなるのが、スプリング・ソナタは毎年聞いているような気がします。交響曲「春」や「春の祭典」は全く季節感無しで聞いているので確かに今聞けば良いのかもしれません。ハルサイは私の最も好きな曲の一つで所有枚数も必然的に多くなり、色々な演奏で聞いていますが最終的にはブーレーズ・クリーブランドの旧盤ということでしょうか。

さて、そういうこととは全く別に、今時もっとも聞きたくなるのがブラームスの交響曲第1番の第2楽章なのです。これが最高なのがコンサート・ホールから出ていたクリップス、ウィーン音楽祭管弦楽団のもの。解説を宇野功芳が書いているのですがこれが又良い。ちょっと引用させてもらうと、「ドイツの長い冬が終わって5月に急にやってくる春、目にしみるような緑と一斉に咲きほころびる花々、泉の流れ出る音、信州や北海道の春を経験した人なら誰でも知っている、あのむせかえるような、多少悩ましい情緒がここにあります。聞いていてじれったくなる人もいるでしょう。ブラームスとともに語り合っているような気持ちになる人もあるでしょう。それでよいのです。胸にあふれる思いを流暢な言葉ではしゃべらず、くどくどと書きつけないではいられないブラームスが、心から共感してくれる少数の人々のために書いた音楽なのですから・・・・。」

雪解けの季節。まさに春を感じさせてくれます。

[285] Re^2: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/06(Fri) 07:34
>ディーリアスですら、確かバルビローリで聞いているんですが、眠くなってし>まう。私の嗜好は先ず第一にリズム、その次に音色だという気が最近してきま>した。

ディーリアスはブルックナーと似ていますね。ブルックナー以上に起伏が無い
ため、本当に時間を忘れないとそのゆるやかな音楽の流れについていけない
のはよく分かります。「そり乗り」や「ラ・カリンダ」はうきうきした
リズム感を持っているのでとっつきやすいと思いますよ。

バルビローリではウィーン・フィルとの「村のロメオとジュリエット」
から「楽園の道」が出ました(1947年ザルツブルク)。
ウィーン・フィルの甘美な音色は意外にもディーリアスにぴったりです。
こういうヒストリカルな路線から攻めてみるのもいいかも(笑)。

[325] Re^3: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:tombi  投稿日:01/04/16(Mon) 00:20 <URL>
>ぽぴいさん

> ディーリアスはブルックナーと似ていますね。ブルックナー以上に起伏が無い
> ため、本当に時間を忘れないとそのゆるやかな音楽の流れについていけない
> のはよく分かります。「そり乗り」や「ラ・カリンダ」はうきうきした
> リズム感を持っているのでとっつきやすいと思いますよ。

今日は余裕があったのでディーリアスを聞いてみました。「春初めてのカッコウを聞いて」や「そり乗り」「イルメリン」など。
「そり乗り」はやはり良いですね。私の体質に合っていたのでしょう、これはしっかり覚えていました。今日聞いてもやはり良いなと感じました。「イルメリン」も静かではあるけれでも良い曲ですね。ディーリアスって木管の扱い方が巧みなんですね。確かにぽぴいさんの言われる通り、ブルックナーに似て、こちらではなく、向こうに合わせる必要がありますね。音詩というのがやはり、ぴったりの表現と思います。「風景の音詩」でしょうか。ドビュッシーに似て非なる。ついでに「丘を越えて遙かに」や「ブリッグの定期市」まで聞いてしまいました。少しでもディーリアスを理解できたこと、嬉しく思っています。

[327] Re^4: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/16(Mon) 12:34
奇遇ですね。僕も昨日はディーリアスで夕べを過ごしました(^-^)。

> 「そり乗り」はやはり良いですね。私の体質に合っていたのでしょう、
> これはしっかり覚えていました。今日聞いてもやはり良いなと感じました。

出だしの軽やかな鈴の音からイギリスの雪景色に誘われますね。

> 「イルメリン」も静かではあるけれでも良い曲ですね。ディーリアスって
> 木管の扱い方が巧みなんですね。

そうですね。特にオーボエやフルートに関していえば、これほど静かで
デリケートなメロディーがソロで次々に出てくる作曲家も珍しいのでは
ないでしょうか。

> 確かにぽぴいさんの言われる通り、ブルックナーに似て、こちらではなく
> 向こうに合わせる必要がありますね。音詩というのがやはり、ぴったりの
> 表現と思います。「風景の音詩」でしょうか。

まったくそう思います。音詩とはディーリアスにこそぴったりですね。
ディーリアスのさまざまなオーケストラピースを立て続けに聴くと、
どれもテーマ、スタイルが同じなのかなと思います。だから曲名を気にせず
ただ流しているだけでも十分楽しめます。これも他の作曲家ではあまり
無いことですよね。

> 少しでもディーリアスを理解できたこと、嬉しく思っています。

それは本当に良かったです(^-^)。わずかでもそのお手伝いができたことを
嬉しく思います。

[291] Re^3: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:tombi  投稿日:01/04/06(Fri) 22:58 <URL>
> >ディーリアスですら、確かバルビローリで聞いているんですが、眠くなってし>まう。私の嗜好は先ず第一にリズム、その次に音色だという気が最近してきま>した。
>
> ディーリアスはブルックナーと似ていますね。ブルックナー以上に起伏が無い
> ため、本当に時間を忘れないとそのゆるやかな音楽の流れについていけない
> のはよく分かります。「そり乗り」や「ラ・カリンダ」はうきうきした
> リズム感を持っているのでとっつきやすいと思いますよ。

成る程。よく調べてみたらバルビローリではなくてビーチャム、ロイヤルフィルのものでした。LP1枚に2枚組のCD。(それ位だからいかにいい加減なディーリアスの聞き手か判ります。ひょとしたらバルビローリもどこからか出てくるかも知れません。整理が良くできていない(^_^;))

「春初めてのカッコウを聞いて」や「そり乗り」「イルメリン」も入ってました。仰せに従ってじっくり聞いてみましょう。恐らくは大人の音楽なんでしょうね。なんでぽぴいさんの方が理解しているんだ?私ひょっとしたら70位にならないと判らないかも(;^_^A アセアセ…

> バルビローリではウィーン・フィルとの「村のロメオとジュリエット」
> から「楽園の道」が出ました(1947年ザルツブルク)。
> ウィーン・フィルの甘美な音色は意外にもディーリアスにぴったりです。
> こういうヒストリカルな路線から攻めてみるのもいいかも(笑)。

この雰囲気何となく判りますねー。爽やかさと色気というか。いやあ、ディーリアスの講義ありがとうございました。こんどゆとりのある時に聞いてみることにしますね。(それが良いのか悪いのは判りませんが。)

[275] Re^2: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:菅野 投稿日:01/04/02(Mon) 22:21
 私はヴォーン・ウィリアムズは「タリスの主題による幻想曲」
が好きです。あの弦の醸し出す音の波はもの凄いエネルギーと
それに反した静寂感がなんともいえません。
 バルビローリ&ハレ管が今まで聴いた中で一番心に残りました。

[276] Re^3: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:月注斎 投稿日:01/04/02(Mon) 23:13 <URL>
RVW(ヴォ―ンウィリアムズ)って小品がしみじみいい感じですね。
交響曲第4番なんか荒れ狂い放題なのに。

[265] Re^2: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:月注斎 投稿日:01/03/27(Tue) 22:33 <URL>
>私の嗜好は先ず第一にリズム、その次に音色だという気が最近してきました。

おお!
でしたらまさにこの色彩交響曲はうってつけですよ。
このブリスという人、英国人のくせにストラヴィンスキーにかぶれ、フランス趣味なカラフルでクリアな音楽を書いたんですから。

そういえばワグネリアンだったはずのホルストも、ストラヴィンスキーとシェーンベルクにショックを受けて、書き上げたのが「惑星」だってんですからね。ご丁寧に自分では「大管弦楽の為の7つの小品」とか称してたほどだそうですし。

リズムと色彩だったらウォルトンの第1交響曲もお薦めの20世紀英国ものです!

[326] Re^3: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:tombi  投稿日:01/04/16(Mon) 00:39 <URL>
> >私の嗜好は先ず第一にリズム、その次に音色だという気が最近してきました。
>
> おお!
> でしたらまさにこの色彩交響曲はうってつけですよ。
> このブリスという人、英国人のくせにストラヴィンスキーにかぶれ、フランス趣味なカラフルでクリアな音楽を書いたんですから。
>

今日中古屋でNAXOSの「色彩交響曲」\780で売っていたのでGETして来ました。いやあ、ブリスは面白いですね。精神のとか深刻さというものは全くなく、音を素材として扱っているところが良いです。戦勝国だから大戦の影響は全くないのか、バルトーク辺りとはえらい違いです。しかし第4楽章などはバルトーク的なモノも感じられます。ハチャトリアンも、ホルストも、ブリテン、ガーシュインなども感じられて面白いです。2楽章の「赤」のスケルツオも3楽章の「ブルー」のメランコリーも良く、4楽章の「緑」の弦と木管のフーガとその掛け合わせなど非常に面白く聞かせてもらいました。形式的には決して前衛でなく保守、内容も決して深いものとは言えないと思いますが、楽曲的に見て非常に面白い。その意味では確かにホルストに似ているし、ブリテンとも共通するものがある。カップリングのバレー音楽「アダムゼロ」もラベルの「ダフニスとクロエ」までは行かないモノの、非常に楽しく聞かせてもらいました。フランスは先へ行くのに、現代と付き合っていくのが英国音楽なのでしょうかねえ、そんな気がします。良い曲をご紹介頂き有り難うございました。

[270] Re^3: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:tombi  投稿日:01/03/30(Fri) 21:00 <URL>
> >私の嗜好は先ず第一にリズム、その次に音色だという気が最近してきました。
>
> おお!
> でしたらまさにこの色彩交響曲はうってつけですよ。

本当だ。月注斎さんとこのHPにありましたね。実にカラフルでいいページです。そう言われるとだんだん聴きたくなってきましたよ。良さそうですね。メモメモ(._.)φ
現代曲というとスクリアビンのピアノ協奏曲、今ずーっと車で聴いているんですよ。ここ1〜2ヶ月。同じテープを繰り返し繰り返し。でも全然飽きません。何度も聴いていると飽きてきて「もういいや」と変えることが多いのですが、飽きがきません。不思議なものです。

[267] Re^3: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:TOSCA 投稿日:01/03/28(Wed) 20:33
はじめまして
月注斎殿

そうですね。わたしの場合はヴォーン・ウィリアムスの「揚げひばり」でしょうか。
この時期の曲としては丁度いいのでは・・・
叙情感が北海道のまだ肌寒い草原に太陽の光が俄に差したときの
(最初に独奏ヴァイオリンで奏される揚げひばりの表現の後に登場する弦楽合奏のイメージ)
風景に思えますから・・・どういう訳か郷愁を感じてしまうこの曲が好きですね。

[271] Re^4: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:tombi  投稿日:01/03/30(Fri) 21:06 <URL>
> そうですね。わたしの場合はヴォーン・ウィリアムスの「揚げひばり」でしょうか。
> この時期の曲としては丁度いいのでは・・・
> 叙情感が北海道のまだ肌寒い草原に太陽の光が俄に差したときの
> (最初に独奏ヴァイオリンで奏される揚げひばりの表現の後に登場する弦楽合奏のイメージ)
> 風景に思えますから・・・どういう訳か郷愁を感じてしまうこの曲が好きですね。

そうでした、そうでした。「揚げひばり」も良いですね。
TOSCAさんて生まれは北海道なのですか?

[278] Re^5: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/04(Wed) 19:38
> そうでした、そうでした。「揚げひばり」も良いですね。
> TOSCAさんて生まれは北海道なのですか?
拙者、北海道は阿寒村の生まれでござる。

[269] Re^4: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:月注斎 投稿日:01/03/28(Wed) 22:25 <URL>
よろしくお願いします、セニョールTOSCA!

揚げひばりはほのぼのって感じで奥ゆかしいですね。「南極交響曲」のおっかなさとは随分違うもんです。

しかし「揚げひばり」ってタイトル、揚げそばみたいで食欲をそそられます。
恥ずかしい告白ですね。てへへ〜。

[272] Re^5: 春になったら聞きたくなるのが 投稿者:tombi  投稿日:01/03/30(Fri) 21:10 <URL>
> しかし「揚げひばり」ってタイトル、揚げそばみたいで食欲をそそられます。
> 恥ずかしい告白ですね。てへへ〜。

揚げそばって揚げ焼きそばのことですか?揚げシュウーマイに春巻きになんだか中華が食べたくなってきました。しかしコレステロールが・・・・

[318] ホーレンシュタイン・ルネサンス 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/11(Wed) 22:45
今般Voxで英雄、運命、合唱、新世界、モーツァルトのレクイエム、天地創造、ハイドンの#101、104、ヤナーチェックのシンフォにエッタ等8CDsが出た。Voxの既出CDがマーラー#1、9、亡き子を偲ぶ歌、ブルックナー#8、9、浄夜、ブラームス#1、3、モーツァルトの38、39、41、戴冠式ミサ、ブランデンブルク協奏曲(まだアルノンクールがガンバを弾いている!)等16CDs、EMIの録音等が6CDs、BBCからブルックナー#5、8、9、マーラー#7、8、大地の歌、M&Aから二種類のマーラー#9、Disques Montaigneのマーラー#9等等・・・
マーラーとブルックナーは必聴かと愚考仕る。正規音源でロンドンでのマーラーの交響曲第9番を聴いて見度う御座る!!

[279] ウィーン・フィルの魅力 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/04(Wed) 19:56
この年になってウィーン・フィルが特に良いと思ったことは
ただの一度もないのです。何故ならオーケストラは聴いていないからです。
と言っても聞こえてくるではないの?
煩い!そんな訳の解らぬ事をほざくでない・・・・どっちがじゃ!
(独り言はこのくらいにして)

ウィーン・フィルと言えばその甘味な柔らかい独特な雰囲気の音色を
わたしは思い出すのですが近年この音色も大分色褪せてきたように感じ
ます。色あせてもVPOはVPOじゃないか?そりゃそうだ!
SP時代のあの伝説めいた音色から現在のオーソドックスな音色へ
移行してきた詳細な歴史は知りませんが・・・
当たり前と言えば当たり前の話しです。楽器も年をとって修理の利かない
ものもあるでしょうし・・・金管はどの程度入れ替わっているのでしょうか?弦楽器は?
VPOの魅力を伝える名盤はやはりワルターのSP時代の音源でしょう。
未完成や田園、マーラーの第九やモーツァルトの40番、ブラ3番なのでしょう。しかし敢えて私は果敢にカラヤンのブラ3やブラ1、惑星のほうが音質
も良いし、わたしのような馬鹿耳でも解るような気がします。

[314] Re: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/11(Wed) 00:14
べーム、VPOの英雄の生涯(DGG)、カラヤン、VPOの「トーランドット」(DGG)、どちらもムジークフェラインザールでの録音。シューリヒト、VPOのブルックナーの交響曲第9番(EMI)、既に上がっているケンペ、VPOの「ローエングリン」(EMI)、バルビローリのブラームスの交響曲全集(EMI)もやはりムジークフェラインザールの録音で御座るのう。

[282] Re: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:tombi  投稿日:01/04/05(Thu) 23:37 <URL>
>何故ならオーケストラは聴いていないからです。

やはり皆さん、それとなくというか充分聞いていますね(^0^)/

> VPOの魅力を伝える名盤はやはりワルターのSP時代の音源でしょう。
> 未完成や田園、マーラーの第九やモーツァルトの40番、ブラ3番なのでしょう。しかし敢えて私は果敢にカラヤンのブラ3やブラ1、惑星のほうが

SPで聞いたのは「田園」だけでした。あとは皆LPのモノでしょうかね。SPのかそけく聞こえてくる中に何とも言えないVPOの魅力的な音は感じることが出来ました。

私もやはり50〜60年代がメインになるでしょうか。この時代セラフィムのバルビローリとのブラーム全集も落としてはならんと思いますが、圧巻はやはりDECCAのカルショー、ゾフィエン・ザールの組み合わせじゃ無いかなと思います。+コンマスのボスコフスキー。ここら辺が最高の時期では無かったかと感じます。イッセルシュテットのベートーベン。ボスコフスキーのウィンナ・ワルツ、ポルカ。「ウィーン気質」なんか最高じゃないですか。カラヤンのドボ8、ケルテスの「新世界」マルティノン」の「悲愴」なんかも60年頃でしたね。ちょっと反則ですが、その前のE・クライバーの「フィガロの結婚」、その後ベームの「田園」や「ロマンティック」頃まではまだまだウィーンフィルしてると思ってます。

[309] Re^2: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/10(Tue) 19:12
今度UNIVERSALで1000円盤で
イッセルシュテットのベートーヴェン全集やら
結構懐かしいVPOの演奏がリリースされるでしょう。
予約いれようかなと思ってます。
買おうとしたとき自分のリストアップした
ものが無いというのが常ですからね(^^)

[288] Re^2: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/06(Fri) 15:42
> やはり皆さん、それとなくというか充分聞いていますね(^0^)/

オーケストラは指揮者の楽器ですが、その楽器固有の魅力にもやはり
耳がいってしまいますよね。僕の場合、ウィーン・フィルの音色や弾き方は
モーツァルト、ブラームスなどの音楽とイメージとなって強く結びついて
しまっています。

> SPで聞いたのは「田園」だけでした。あとは皆LPのモノでしょうかね。SPのかそけく聞こえてくる中に何とも言えないVPOの魅力的な音は感じることが出来ました。

戦前と戦後ではやはりオケの質の変化が聴き取れますね。
弦ではユダヤ系の楽員がナチスの台頭で亡命してしまったということも
原因の一つのようですが。戦前は甘美さ、小粋さ、熾烈さが前面に
出ていますが、50、60年代は音の重心が低くなり、アンサンブルも
きっちりするようになったと思います。(もちろん時代による録音方法の
違いも考慮せねばなりませんが・・・)

60年代の最も印象深い名演は、tombiさんもおすすめのイッセルシュテット
指揮のベートーヴェンの第8番と、バックハウス/ベームのブラームスの
ピアノ協奏曲第2番です。この時期はVPOの一つの頂点だったのでしょう。

[280] Re: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:菅野 投稿日:01/04/05(Thu) 00:26
TOSCAさん、こんばんは。
VPOの魅力、といえば思い出されるのが
クナッパーツブッシュとの「ワルキューレ」第1幕

       と

ケンペの「ローエングリン」

です。
5,60年代のVPOの代表作ともいえるでしょうね。

[294] Re^2: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/09(Mon) 21:11
> VPOの魅力、といえば思い出されるのが
> クナッパーツブッシュとの「ワルキューレ」第1幕
>        と
> ケンペの「ローエングリン」
> です。
> 5,60年代のVPOの代表作ともいえるでしょうね。
菅野氏・・・それはクナを出せばもうわたしは何も言えませんね(^^;
ワルキューレも良かったし例のトリスタンもまたしかりです。
ケンペは聴いてないです・・・そんなに良いですか?

[299] Re^3: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:菅野 投稿日:01/04/10(Tue) 00:43
 TOSCAさん、こんばんは。

> 菅野氏・・・それはクナを出せばもうわたしは何も言えませんね(^^;
菅:最後の切り札?ですかね(^^)。

> ワルキューレも良かったし例のトリスタンもまたしかりです。
菅:トリスタンは最近好きになりました。

> ケンペは聴いてないです・・・そんなに良いですか?
菅:よくぞお尋ね下さいました!(^0^)/。
  これは素晴らしいです。迫力というものは直接には
  感じないのですが、VPOの音色の魅力を十分に活かし
  ています。
   しかし、凄いのはなっている音に無駄な音がない
  というところです。
   これは私がよくこの演奏について表現する言葉
  なのですが、
  「対訳を見なくとも十分堪能できる」演奏です。
   これはお薦めです。

[307] Re^4: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/10(Tue) 19:00
>   「対訳を見なくとも十分堪能できる」演奏です。
>    これはお薦めです。
   菅野氏、そこまで言われるとは!
       相当の思い入れですね。そのお言葉に
       恋をしてるような情熱を感じました。やぁー、お羨ましい。
       ここはあてられそうだから逃げるが勝ち!
        

[313] Re^5: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:菅野 投稿日:01/04/10(Tue) 21:10
 TOSCAさん、こんばんは。

> >   「対訳を見なくとも十分堪能できる」演奏です。
> >    これはお薦めです。
>    菅野氏、そこまで言われるとは!
>        相当の思い入れですね。そのお言葉に
>        恋をしてるような情熱を感じました。
菅:ははは(^o^)。でもこの演奏と可愛い娘ちゃんなら後者を
  とりますけどね(`~=~`)。

>        ここはあてられそうだから逃げるが勝ち!
菅:とどさん直伝。正露丸攻撃!(>-)/_ ●●●●●●        

[283] Re^2: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:tombi  投稿日:01/04/05(Thu) 23:41 <URL>
> VPOの魅力、といえば思い出されるのが
> クナッパーツブッシュとの「ワルキューレ」第1幕

そうでした。クナを忘れちゃいけないですね。
DECCAのワーグナーやワルツ盤は天下の名盤でした。

> ケンペの「ローエングリン」

これは未聴でした。聴く盤は多いものですねー(^_^;)

[310] Re^3: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/10(Tue) 19:17
そう言えばtombiさんご推薦のベートーヴェンの8番も
聴いてみないとね・・・当時のレコードアカデミー大賞でしたよね。
実はLP全集が10、000円で発売されたとき購入していたのですが実家に
眠りっぱなしのようです。今どんな曲があるのか全然覚えていないですね。
恐らくカビだらけで聞けないでしょう・・・(^^;;

[315] Re^4: ウィーン・フィルの魅力 投稿者:tombi  投稿日:01/04/11(Wed) 00:33 <URL>
> 実はLP全集が10、000円で発売されたとき購入していたのですが実家に
> 眠りっぱなしのようです。今どんな曲があるのか全然覚えていないですね。
> 恐らくカビだらけで聞けないでしょう・・・(^^;;

なんのなんの。私、女房の実家の納戸に15年以上眠っていた埃だらけのリーダーズ・ダイジェスト社のポピュラー音楽全集(勿論LP)甦らせましたよ。レイボウィッツ・ロイヤルフィルの演奏など入っていて、今でも実に新鮮な音でなっています。クリーニング法はぶりちょふさんかな。あ、元々は伊予守だった。(私はただ、水道の水で洗って無水アルコールで拭いただけだったかな。なんと乱暴な。)もし、TOSCAさんいらなけらば、いくらでも引き取ってあげますよ。(^_^;)

[293] ハイドンの交響曲 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/09(Mon) 19:37
モーツァルトの交響曲全曲をホグウッドのCD(オアゾリール)聴いたので、現在ハイドンの交響曲全曲に挑戦中で、英Nimbus Recordsのアダム・フィッシャー、アウストロ・フンガリアン・ハイドン管の演奏で、1〜20、40〜69、82〜87番、ヨッフム、ロンドン響のロンドン・セット93〜102番(DGG)、フリッチャイの44、48、95、98、100、101番、ライナーの最後の録音、クレンペラー、クナッパーツブッシュ、ワルター、フルトヴェングラー、等等・・・で聴いてはゐるのだが、巨匠風の演奏より、フィッシャーで全曲聴いてみやう!
お薦めがあれば、お願ひ仕る。

[300] Re: ハイドンの交響曲 投稿者:菅野 投稿日:01/04/10(Tue) 00:48
 私はシューリヒト&シュトゥットガルト放送響の
「ロンドン」(現在廃盤)が好きです。
 「ロンドン」を一発で理解する事の出来た演奏です。
もし、他人にこの曲を理解させるなら、「この演奏で聞くだけでよい」
と私なら話します。

[311] Re^2: ハイドンの交響曲 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/10(Tue) 19:26
>  「ロンドン」を一発で理解する事の出来た演奏です。
> もし、他人にこの曲を理解させるなら、「この演奏で聞くだけでよい」
> と私なら話します。

菅野さん、こんにちは。これはすごい名演ですねぇ。
一、二楽章の弦の思い入れの強い歌わせ方など完全に心を掴まれてしまって、
古典的な解釈によるロンドンが聴けなくなってしまいます。

[301] Re^2: ハイドンの交響曲 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/10(Tue) 01:39
>  私はシューリヒト&シュトゥットガルト放送響の
> 「ロンドン」(現在廃盤)が好きです。

King&Disques Refrainのでんな。

シューリヒのハイドンは、シュトゥットガルトとの86番、Orchestre Nationalとの104番がありまんなあ。ええ演奏だ。

[298] Re: ハイドンの交響曲 投稿者:tombi  投稿日:01/04/09(Mon) 23:04 <URL>
TOSCAさんに先に挙げられてしまいましたが、やはりドラティ全集でしょうかねえ。職人ドラティとそこに結集したフンガリカ。ピリオド楽器ばかりが総てでは無いことを感じさせますね。ドラティはやはり素晴らしい。後ハイドンというと大宮真琴が思い出されます。懐かしいですね。

[302] Re^2: ハイドンの交響曲 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/10(Tue) 01:44
TOSCA殿、Tombi殿両大兄のお薦め故、聴かぬわけには参るまいて。

版はランドンそれとも新しい方??
セルのハイドンも未聴、如何で御座らうか??

[306] Re^3: ハイドンの交響曲 投稿者:tombi  投稿日:01/04/10(Tue) 19:00 <URL>
> 版はランドンそれとも新しい方??
録音が1969−1972年
R・ランドンの校訂譜による演奏です。

> セルのハイドンも未聴、如何で御座らうか??
私も未聴です。

[295] Re: ハイドンの交響曲 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/09(Mon) 21:14
何故にドラティを聴かぬのだろうと不思議に思い
何故って全曲揃っておりまする。
伊予殿なら聴いておろう・・・と思いますが・・・

[297] Re^2: ハイドンの交響曲 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/09(Mon) 21:19
> 何故にドラティを聴かぬのだろうと不思議に思い
ドラティはLPで1枚但しシゲティの伴奏、CDは拙宅では0、全く御座いません。

[304] Re^3: ハイドンの交響曲 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/10(Tue) 18:36
> ドラティはLPで1枚但しシゲティの伴奏、CDは拙宅では0、全く御座いませ>ん。
食わず嫌いということでしょうか?伊予殿のも食わず嫌いがあるとは・・・
安心致しました(^^;

[308] Re^4: ハイドンの交響曲 投稿者:吉岡伊豫守爛柯 投稿日:01/04/10(Tue) 19:11
> 食わず嫌いということでしょうか?伊予殿のも食わず嫌いがあるとは・・・
> 安心致しました(^^;

伊豫守幼少時より好き嫌いが激しく、未だにかなり喰はず嫌いで御座る。

[226] 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:TOSCA 投稿日:01/02/17(Sat) 10:41
先々週でしたか、ヤンソンスのドヴォ8を聞いて何と情熱に満ちた指揮を
する方なの?と久々に聞き惚れていた自分がおりました。
指揮も棒なしと言うわけで余計その手から受けるインパクトが強かったです。オケはBPOでしたね。久々に良い演奏かな?何て聞いておりました。
特に有名な第三楽章をメランコリーにではなく美しいデリケートな表現で
やられるとたまらないでね。たまたま、この指揮者はそこの部分が上手だった。思わずおっと耳を傾けたわけです。

愛聴盤はカラヤン/VPOです。今のところ、これがベストです。
1985年の新譜よりは、この溌剌とした若々しい表現そのものが旧盤に新鮮な感動をもたらしている。という感じでしょうか?
極めてドラマティック!
双璧としてワルターのCSOのが素晴らしいです。第一切れ味が良い。
音のめりはりがあって、爽やかに心地耳によく響く。最晩年のワルターの傑作でしょう。ことに最初のフルートで奏されるテーマがこれほど清純な響きで聞こえてくる演奏は他にないのではないでしょうか?

わたしの好みで戯言を言ってしまいました。
皆さんもきっとこっちの演奏のほうがより感動的だと仰られる方もおありでしょう。よろしければ好みをお聞かせ下さいませ。



 

[277] Re: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/03(Tue) 23:12
この曲は個人的に非常に強い思い入れがあります。
初めて聴いたのがFMでドホナーニ/クリーヴランドでしたが、
その全編に横溢する歌、なつかしい温かさにいっぺんで虜になりました。

僕が最も好きなのは小沢征爾/ウィーン・フィル、その次にチョン・
ミュンフン/ウィーン・フィルです。前者は若々しい覇気、後者は
濃厚な迫力とデリケートな情感が素晴らしいと思います。
ウィーン・フィルのみずみずしい美しさにはもはや言葉がありません。

[281] Re^2: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:tombi  投稿日:01/04/05(Thu) 22:56 <URL>
> この曲は個人的に非常に強い思い入れがあります。
> 初めて聴いたのがFMでドホナーニ/クリーヴランドでしたが、
> その全編に横溢する歌、なつかしい温かさにいっぺんで虜になりました。

まさにその通りですね。印象的な1、4楽章。それに実に暖かく懐かしく優しい2、3楽章。ひょっとしたら「新世界」以上のものを感じるかも知れません。

> 僕が最も好きなのは小沢征爾/ウィーン・フィル、その次にチョン・
> ミュンフン/ウィーン・フィルです。前者は若々しい覇気、後者は
> 濃厚な迫力とデリケートな情感が素晴らしいと思います。
> ウィーン・フィルのみずみずしい美しさにはもはや言葉がありません。

お、これは新しい視点ですね。でもってVPO。一聴の価値有りですね。どんどん発言お願いしますね。新しい空気、新しい血がどんどん導入されないと僕とTOSCAさん2人ではでは動脈硬化が起きそうですから。(^_^;)

[249] Re: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/03/11(Sun) 22:28
ケンペ、ミュンヘン・フィルの1972年11月29日にライヴ録音(独MPS、日テイチク、LP)もありましたね。

[251] Re^2: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:菅野 投稿日:01/03/12(Mon) 18:49
 吉岡さん、こんばんは。
> ケンペ、ミュンヘン・フィルの1972年11月29日にライヴ録音(独MPS、日テイチク、LP)もありましたね。
菅:おっ、これは知りませんでした。これはCDにはなっていないのですか?

[252] Re^3: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:伊予守@会社 投稿日:01/03/13(Tue) 13:24
>  吉岡さん、こんばんは。
> > ケンペ、ミュンヘン・フィルの1972年11月29日にライヴ録音(独MPS、日テイチク、LP)もありましたね。
> 菅:おっ、これは知りませんでした。これはCDにはなっていないのですか?
残念乍CD化はまだのやうです。チャリティ・レコードだったからでせうか。

[253] Re^4: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:菅野 投稿日:01/03/14(Wed) 21:12
 吉岡さん、こんばんは。

> 残念乍CD化はまだのやうです。チャリティ・レコードだったからでせうか。
菅:おや、そうでしたか。それは残念。
   どうもご返事ありがとうございました。

[231] Re: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:tombi  投稿日:01/02/18(Sun) 20:57 <URL>
私家盤より、コピペすると

カラヤン、VPO DECCA ここに聞かれる歌はどうであろうか、何とも言われない華がある。カラヤンが一番充実していた時期の録音でVPOとともに実に素晴らしい録音を残してくれた。85年の録音もあるがこちらの61年のものの方が良い。

スウィートナー、シュターツカペレ・ベルリン ScallPlatten カラヤンとは反対にドイツ的な視点からのアプローチ。あまり注目されることの無い盤だが、しっとりとした表現の中から確実に歌が聞こえてくる。スウィートナーならではの味わいがある。

やはりこれも又TOSCAさんと同じでしたね。60年代のウィーンフィルの音は私には堪らないものがあります。今、ブラームスの3番とのカップリングになっているようですからお得です。
でもLPの方が音が良かったような気がします。

スウィートナーのものはシャルプラッテンよりドボルザーク交響曲全集。「新世界」のみ売れてしまって無かったのですが、後は1番〜8番まで揃えてますよ。

[290] Re^2: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:kuroya 投稿日:01/04/06(Fri) 22:45
tombiさん、初めまして。お邪魔します。
ドヴォ8の名演を探していてた
どり着きました。で、きのう伊予守さんご推薦のセル盤を入手したのですが、
もう3楽章の素晴らしさに呆然となっています。季節柄か、トップページにも
匂う桜花を連想しました。

私もスウィトナー盤1〜8番まで持ってま
す。8番は2楽章が素晴らしいと思っています。音もいいですね。


んとはSyuzoさんのMLで4月1日の催しを聞き及んで拝見しにやって来まし
た。ドヴォ8を探していたのも本当です。
では失礼します。

[292] Re^3: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:tombi  投稿日:01/04/06(Fri) 23:21 <URL>
> tombiさん、初めまして。お邪魔します。
> ドヴォ8の名演を探していてた
> どり着きました。で、きのう伊予守さんご推薦のセル盤を入手したのですが、
> もう3楽章の素晴らしさに呆然となっています。季節柄か、トップページにも
> 匂う桜花を連想しました。

kuroyaさん、初めまして。ほんとにそうですね、3楽章と匂う桜花、とても良い連想でよく判ります。匂うようでいて儚くて。なにか懐かしい国境を越えた土着性があるのでしょうね。

> 私もスウィトナー盤1〜8番まで持ってま
> す。8番は2楽章が素晴らしいと思っています。音もいいですね。

同じ人っているもんですね。きっと「新世界」だけはやはり先に売れてしまったんでしょうね。でも聞いてみたいスウィートナーの「新世界」。8番の2楽章もきっと腕前発揮の楽章だと思います。でもあまり洗練されすぎてもいけないでしょうし、難しいんでしょうね、ここら辺のさじ加減。

> ほ
> んとはSyuzoさんのMLで4月1日の催しを聞き及んで拝見しにやって来ました。

「アダルトサイト、良くできてる。かなり覗いてるな」って言われたりして、お恥ずかしい限りです。でも伊予守殿、Syuzo殿には普段お世話になっている上、あの April Fool を盛り上げて頂いて感謝、感謝です。でもこんな事がきっかけで、この音楽談話室に来てくれるお客様が増えてくれることは嬉しいことです。kuroyaさん、なんでも結構ですから又、カキコお願いします。

[227] Re: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:菅野 投稿日:01/02/17(Sat) 21:46
 TOSCAさん、再びこんばんは(^^)。

> 愛聴盤はカラヤン/VPOです。今のところ、これがベストです。
> 1985年の新譜よりは、この溌剌とした若々しい表現そのものが旧盤に新鮮な感動をもたらしている。という感じでしょうか?
> 極めてドラマティック!
菅:これは興味深いですね。EMIからリリースされているのですか?


> 双璧としてワルターのCSOのが素晴らしいです。第一切れ味が良い。
> 音のめりはりがあって、爽やかに心地耳によく響く。最晩年のワルターの傑作でしょう。ことに最初のフルートで奏されるテーマがこれほど清純な響きで聞こえてくる演奏は他にないのではないでしょうか?
>
菅:これまた興味深いです。

> わたしの好みで戯言を言ってしまいました。
> 皆さんもきっとこっちの演奏のほうがより感動的だと仰られる方もおありでしょう。よろしければ好みをお聞かせ下さいませ。
菅:では早速。
   私のお気に入りは
   クーベリック指揮 ベルリン・フィルハーモニー
  です。これはスラブ色は強くなくそちらを求める
  方にはお勧めできませんが、端正な創りをしている
  ように感じます。でも音にドラマがありますね。

   あと聞いたのでは
  ターリッヒ指揮 チェコ・フィル
  も面白かったです。じっくりじっくり仕上げた職人
  風の演奏です。  

[229] Re^2: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/02/17(Sat) 23:30
昔は、ノイマン、チェコ・フィルので聞いていましたが、いまは、セル、クリ−ヴランドの1970年4月の録音(EMI)がいいですね。

菅野さん、カラヤン、VPOはDeccaへの1961年9〜10月の録音。

[230] Re^3: 交響曲第8番「イギリス」 投稿者:菅野 投稿日:01/02/18(Sun) 00:51
 吉岡さん、こんばんは。

> 昔は、ノイマン、チェコ・フィルので聞いていましたが、いまは、セル、クリ−ヴランドの1970年4月の録音(EMI)がいいですね。
>
> 菅野さん、カラヤン、VPOはDeccaへの1961年9〜10月の録音。
菅:ああ、そうでしたか。どうもありがとうございました。
 

[149] ブルックナーならこの曲! 投稿者:TOSCA 投稿日:00/12/17(Sun) 13:47 <URL>
>>tombiさん、菅野さん
 こんにちは
 わたしはブルックナーを初めて知ったのはどなたかの誰かのコンサート
 のコマーシャル。誰だったか思い出せない(年かな?)
 
 この時、その曲名は知りませんでしたが「交響曲第9番」・・・
 雷が落ちたような衝撃が走りました。こんなのは初めてでしたね。
 あの神秘的かつ深淵な開始からユニゾンまでの時間の経過は例えようも
 無いくらい素晴らしい。
 あれこれ聞いてみたが、わたしが最も良いなと思ったのはブルックナー
 の本質をついてないかも知れないがワルター/CSO(WEST)
 でした。
 宇野功芳曰くワルターの演奏は彫りの深さの欠如、音に硬質で透明な
 厳しさがないなどと言われておられるが、わたしには暖かささえ感じる
 それでいて威厳のある最良のブルックナーに聞こえました。
 更に宇野氏は格調に不足するし、弦の音色に溢れるような気持ちがでて
 いないと言っておられる。
 このとき、こいつはフルヴェンかぶれじゃないかなんて思ったものです。
 ワルターの本質はモーツァルト演奏のような暖かさと豊かな歌にあり
 そこから自然に生まれる精神の高揚が常に彼の最良の演奏に結果となって
 現出しているように思えるのです。彼の音楽は常に聞き手と対話している
 と言われますが、聴衆を自分の創造する音楽に引きつけるという観点から すると明らかにワルターほど聞き手を満足させ、かつ感動を与えてくれる そういう指揮者はこの曲に限って言えば、少ないような気がするのです。


 
 

[153] Re: ブルックナーならこの曲! 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:00/12/20(Wed) 09:48
九番は、カイルベルト、ハンブルグ国立管(テレフンケン)もお薦めです。初録音で、原典版による初演者、ジークムント・フォン・ハウゼッガー、ミュンヘン・フィルのもOtto PreiserでCDになっております。(90148)シューリヒトはSPとステレオの録音の他に、Orfeoから最近出たバイエルン放送響とのLiveもいいですよ。ワルターのは、1946年のNYPO、1953年VPOとのLiveもありました。

[165] Re^2: ブルックナーならこの曲! 投稿者:tombi  投稿日:00/12/29(Fri) 22:45 <URL>
> 九番は、カイルベルト、ハンブルグ国立管(テレフンケン)もお薦めです。初録音で、原典版による初演者、ジークムント・フォン・ハウゼッガー、ミュンヘン・フィルのもOtto PreiserでCDになっております。(90148)シューリヒトはSPとステレオの録音の他に、Orfeoから最近出たバイエルン放送響とのLiveもいいですよ。ワルターのは、1946年のNYPO、1953年VPOとのLiveもありました。

皆、魅力的ですが、そんなには手に入らない。少なくとも最近のシューリヒト・バイエルンか。

[151] Re: ブルックナーならこの曲! 投稿者:菅野 投稿日:00/12/19(Tue) 22:23
 TOSCAさん、こんばんは。

>  わたしはブルックナーを初めて知ったのはどなたかの誰かのコンサート
>  のコマーシャル。誰だったか思い出せない(年かな?)
>  
>  この時、その曲名は知りませんでしたが「交響曲第9番」・・・
>  雷が落ちたような衝撃が走りました。こんなのは初めてでしたね。
>  あの神秘的かつ深淵な開始からユニゾンまでの時間の経過は例えようも
>  無いくらい素晴らしい。
菅:いわゆる「ブルックナー開始」と呼ばれるトレモロですね。
  8番以上に9番は荘厳ですね。

>  あれこれ聞いてみたが、わたしが最も良いなと思ったのはブルックナー
>  の本質をついてないかも知れないがワルター/CSO(WEST)
>  でした。
菅:これは私はNHK FMで放送されていたのを聴きました。
  第1楽章再現部第1主題(でいいのでしょうか?)の弦の美しさは
  好印象でした。

>  宇野功芳曰くワルターの演奏は彫りの深さの欠如、音に硬質で透明な
>  厳しさがないなどと言われておられるが、わたしには暖かささえ感じる
>  それでいて威厳のある最良のブルックナーに聞こえました。
>  更に宇野氏は格調に不足するし、弦の音色に溢れるような気持ちがでて
>  いないと言っておられる。
菅:宇野さんらしい表現ですね(^^)。

>  このとき、こいつはフルヴェンかぶれじゃないかなんて思ったものです。
菅:宇野さんはワルターにファン・レターを送っているくらいですから
  おそらくフルヴェンかぶれというわけではないと思いますよ。おっと、
  これはわたしが触れるまでもないですね(^^)。

>  ワルターの本質はモーツァルト演奏のような暖かさと豊かな歌にあり
>  そこから自然に生まれる精神の高揚が常に彼の最良の演奏に結果となって
>  現出しているように思えるのです。彼の音楽は常に聞き手と対話している
>  と言われますが、聴衆を自分の創造する音楽に引きつけるという観点から すると明らかにワルターほど聞き手を満足させ、かつ感動を与えてくれる 
そういう指揮者はこの曲に限って言えば、少ないような気がするのです。
>
菅:う〜ん、そういわれればそんな気も致しますが、これはワルターの
  ブルックナーをじっくり聴き込まねばきちんと応える事はできません
  ねえ。というわけであまりしっかりした応答ができませんでした。
   ご容赦下さい。m(__)m。
>
>  
>  

[158] Re^2: ブルックナーならこの曲! 投稿者:TOSCA 投稿日:00/12/22(Fri) 23:39 <URL>
> 菅:いわゆる「ブルックナー開始」と呼ばれるトレモロですね。
>   8番以上に9番は荘厳ですね。
そうです。そうです。それです。
 初めて感動してからというもの、当然悪癖の追求が始まるわけです。
 ワルターから色々収集致しましたが現在はカラヤン、シューリヒトのみ
 所有。どうしてこんなに少なくなってしまったか・・・
 不思議ねぇー・・・・間がさしたとか(^^)
> 菅:これは私はNHK FMで放送されていたのを聴きました。
>   第1楽章再現部第1主題(でいいのでしょうか?)の弦の美しさは
>   好印象でした。
   でしょう!弦の美しさはわたしも同感です。
   コロンビアSOは正直馬鹿にしてましたからね。
   いろんな意味で・・・薄弱な感じがして・・・馬鹿よね(^^)

> 菅:宇野さんらしい表現ですね(^^)。
  毒舌家とも言い切れぬ面はありますよ。確かに・・・
   この方のは内容がありますから・・・(^^;
> 菅:宇野さんはワルターにファン・レターを送っているくらいですから
>   おそらくフルヴェンかぶれというわけではないと思いますよ。おっと、
>   これはわたしが触れるまでもないですね(^^)。
   仰る通りですね。実はワルターに深い愛情もお持ちのようで
   第二の不思議? 

> 菅:う〜ん、そういわれればそんな気も致しますが、これはワルターの
>   ブルックナーをじっくり聴き込まねばきちんと応える事はできません
>   ねえ。というわけであまりしっかりした応答ができませんでした。
>    ご容赦下さい。m(__)m。
   聞いてみてください。ただし、わたしが良いと思うのは第九だけです。
   第7はや力強さが欲しいです。柔すぎると思う。

[150] ブル9 投稿者:tombi  投稿日:00/12/18(Mon) 00:05 <URL>
>  わたしはブルックナーを初めて知ったのはどなたかの誰かのコンサート
>  のコマーシャル。誰だったか思い出せない(年かな?)
>  この時、その曲名は知りませんでしたが「交響曲第9番」・・・

私は多分今の菅野さんと同じくらいだったと思います。FMでオーレックス(懐かしい東芝製Audio)提供のコンサートだったと思います。その時に同じ東芝ですから、EMIのクレンペラーの9番が流れてきて、これは良い、と早速レコード店に走ったのでした。
ここまで書いてきて、TOSCAさんもひょっとしたら、同じモノを聞いたのではと思い始めましたヨ。FM東京かなにかでオーレックスコンサートというのをやっていたのではなかったかと。うる覚えですが。

>  雷が落ちたような衝撃が走りました。こんなのは初めてでしたね。
>  あの神秘的かつ深淵な開始からユニゾンまでの時間の経過は例えようも
>  無いくらい素晴らしい。

クレンペラーですよ、きっとこれ。

>  あれこれ聞いてみたが、わたしが最も良いなと思ったのはブルックナー
>  の本質をついてないかも知れないがワルター/CSO(WEST)
>  でした。

私、ワルターのブルックナーは1枚も持っていません。レコード屋に行って、先ずは絶対ある「ロマンティック」を手にすることはあるんですが、最終的には買わずに帰ってきてしまう。ワルターのブルックナーってどうなんだろうという興味は非常にあるのですが。聞いてないのでなんとも言えません。

私のブルックナーは宇野功芳の「モーツアルトとブルックナー」に影響されていると思います。昭和52年発行とありますから私が27才の時に買ったものと思われます。従ってクナのLPを続々と買ったのも恐らくはその頃ですかね。ロンドン盤、皆千円で買えた頃だと思います。ワルターのNPOの千円盤もこの頃ではなかったでしょうか。(もっと早かったような気がしないではないのですが。)

私のブル9は私家盤に記している通りの順番で、これは今も変わりありません。1.シューリヒト2.ヴァント、ヴァントの実演、聴きたかったですね。(行かれたのは「いち」さんでしたっけ。)クレンペラーも当然3番手にあげてあります。

4.カラヤン/BPO これはTOSCAさんだけに言っておきたい。「いや、これはブルックナーじゃない、ブルックナーじゃない」と否定し、呟きながらも、このただならぬ美しさ。磨き上げたとか、外面的と言えないものがあります。そもそも、ブルックナーの曲はそうしたものは自然と排除するようにできているので、誠、ただならぬ美しさです。ちょっと言葉では形容できません。最近出た、リーダーズチョイスでも4番手に挙がっていましたね。

5.フルトベングラー これはやはりブルックナー+フルトベングラーですね。

ということで、syuzoさんとこでクナのブル9についてお伺いを立てたら、レスをくれたのが菅野さんで、今クナのブル9の購入を考えていた
ところです。ワルターもlistに入れておきましょうか。

[286] Re: ブル9 投稿者:ぽぴぃ 投稿日:01/04/06(Fri) 13:51
古いツリーを持ち出してきてすいません。話に追いつこうと必死です。

> クレンペラーですよ、きっとこれ。

クレンペラーのブルックナーはウィーン・フィルとの5番しか聴いたことが
ないですが、この5番に関する限り、ヴァントや朝比奈さんよりも好きです。
巌のように巨大な造型、みずみずしく豊かなハーモニー、あふれんばかりの
歌など、僕の中で5番の理想ともいえる演奏だと思いました。

5番はフィナーレ・コーダの壮大なクライマックスが聴き所ですが、
インバルあたりはどうも金管がキンキンしてうるさく感じます(この前
友人たちと一緒に聴いて、彼らは大喜びしていましたが…)。
このクレンペラー/VPOの場合はトゥッティで力任せにならず、
金管の音に威厳と凄まじい迫力がこもっていながら透明感もあり、
ほかの楽器とのバランスが極めていいことが、お気に入りの理由です。

>1.シューリヒト2.ヴァント、ヴァントの実演、聴きたかったですね。
>(行かれたのは「いち」さんでしたっけ。)クレンペラーも当然3番手に
>あげてあります。

僕も後輩のはからいでヴァントを聴きに行けました。本当に凄かった。
ブルックナーを聴いて神々しい深みはこのことかと思いました。

[289] Re^2: ブル9 投稿者:tombi  投稿日:01/04/06(Fri) 22:42 <URL>
> クレンペラーのブルックナーはウィーン・フィルとの5番しか聴いたことが
> ないですが、この5番に関する限り、ヴァントや朝比奈さんよりも好きです。
> 巌のように巨大な造型、みずみずしく豊かなハーモニー、あふれんばかりの
> 歌など、僕の中で5番の理想ともいえる演奏だと思いました。
>
> 5番はフィナーレ・コーダの壮大なクライマックスが聴き所ですが、
> インバルあたりはどうも金管がキンキンしてうるさく感じます(この前
> 友人たちと一緒に聴いて、彼らは大喜びしていましたが…)。
> このクレンペラー/VPOの場合はトゥッティで力任せにならず、
> 金管の音に威厳と凄まじい迫力がこもっていながら透明感もあり、
> ほかの楽器とのバランスが極めていいことが、お気に入りの理由です。

クレンペラーにVPOとのがありましたか?迂闊でした。しかも充実の5番ですものね。クレンペラーってブルックナーの4,7,9と真夏の夜の夢とか意外と思えるほど聞いてないです。あの「スコットランド」すら。世評高い「ミサソレ」だけは私はベーム旧盤モノラルの方を勧めるのですがね。これ聴いてみたいです。(._.)φ

> >1.シューリヒト2.ヴァント、ヴァントの実演、聴きたかったですね。
> >(行かれたのは「いち」さんでしたっけ。)クレンペラーも当然3番手に
> >あげてあります。
>
> 僕も後輩のはからいでヴァントを聴きに行けました。本当に凄かった。
> ブルックナーを聴いて神々しい深みはこのことかと思いました。

羨ましい。あの伝説的名演を聴けたとは。CDになってもちょっと違うんですよね。生というものは。ブル9、マーラー9というのはやはり別世界ですね。私は12/31小澤のマーラー9番を聞きました。(最近生ってこれしか聞いてない(^_^;)

[156] Re: ブル9 投稿者:TOSCA 投稿日:00/12/21(Thu) 21:31
そうでしたか?クレンペラーですか!
そう言えば、まだ彼のは聞いていないですね。
聞かなくては・・・
tombiさんの推測が当たっているとしたら、これは大事件です。
何故って、わたしはワルターのブルックナーを最大限に美化していたような気がします。自分をごまかしていたか?
取りあえず、聞いてみよう!

[259] なんじゃ、これはの音楽 投稿者:TOSCA 投稿日:01/03/21(Wed) 20:52
わたしの掲示板に掲載したものです。
<生月壱部>
これは「いきつきいちぶ」と読むらしい。
どこからともなく聞こえてくるお経・・・・
果て、こんな物聞いてないぞと音源のするほうへ行ってみて吃驚。
それはわたしのCDプレーヤーがレコード芸術3月号の付録を再生していたのだ!
その32曲目!

正確には「隠れキリシタンのゴショウ」というのだそうだ。
音の起源を彷徨っているようなほとんど単一旋法そのものだ!
世の中こんなものを作曲する奴がいるんだな?
3人が会話をしているのか?なにがなにやらわからないですね。
聞いた方御感想を・・・
あるわけないよな!
そんなことないでしょ!お坊様がいらっしゃるかも知れぬではないか。

[268] Re: なんじゃ、これはの音楽 投稿者:TOSCA 投稿日:01/03/28(Wed) 20:34
この話題はつまらんかったかな。

[273] Re^2: なんじゃ、これはの音楽 投稿者:tombi  投稿日:01/03/30(Fri) 21:12 <URL>
> この話題はつまらんかったかな。

TOSCAさんところにもありますからね。それになかなか見つからないんですよ。それにまだレコ芸3月号の付録も聞いてません。(^_^;
又、探しましょう。

[274] Re^3: なんじゃ、これはの音楽 投稿者:TOSCA 投稿日:01/04/01(Sun) 13:45
> > この話題はつまらんかったかな。
>
> TOSCAさんところにもありますからね。それになかなか見つからないんですよ。それにまだレコ芸3月号の付録も聞いてません。(^_^;
> 又、探しましょう。
そうなのです・・・わたしのところにもあるのでした。
二番煎じはまずかったですね。ご免なさい。
こちらのHPは生きてるので安心致しました。
「MUSICA」はどういうことなんでしょうね。
「コダーイ」は大丈夫ですね?

[260] (削除) 投稿者:(削除) 投稿日:01/03/24(Sat) 22:24
(削除されました)

[261] Re: ベト/Vn協奏曲ニ長調 投稿者:TOSCA 投稿日:01/03/24(Sat) 22:26
> tombiさんの私家版を見ると
>
> 1.ハイフェッツ/ミュンシュ&BSO
> 2.オイストラッフ/クリュイタンス&フランス国立O
>
> となっておりました。
> どうしてだろう?トスカニーニがいないの?ああ!絶句・・・
> 涙、涙・・・とほほ・・・
> まぁー・・・冗談てことにならないですよね。
> でもトスカニーニ盤はガデンツァにヨアヒム−アウアー−ハイフェッツの
> 三人が順次手を加えた物を使用している記事がありましたがミュンシュ盤
> はどうなのでしょう?
>  

[263] Re^2: ベト/Vn協奏曲ニ長調 投稿者:tombi  投稿日:01/03/26(Mon) 22:09 <URL>
> > どうしてだろう?トスカニーニがいないの?ああ!絶句・・・

いやあ、リストに挙げておくべきでしたね。私整理の仕方が悪いため、LPとCDが別々だし、トスカニーニやフルトベングラーになると別分けにしてしまうので、私家盤でも落ちが随分あるのですよ。別のスレッドにあるように整理の仕方を考えなければいけませんね。早速入れておきますね。
で、評価なんですがTOSCAさんとこのAIDAのハイフェッツ・スレッドに記した通りです。コピペすると、
「ベートーベンのコンチェルトに関しては、トスカニーニ盤はちょっと(T.T)という感じがします。40才の時のものであり演奏もみずみずしいものですが、音質があまりにもデッドであり、残念でなりません。その後15年経った後のミンシュですが、ハイフェッツには衰えということが感じられないので、(こちらの方が1分ぐらい早いのではないでしょうか)ミュンシュの方を取りたいと思います。」
ヴァイオリンは特に豊かな音(録音)を求めたいんですよ。m(__)m

> > でもトスカニーニ盤はガデンツァにヨアヒム−アウアー−ハイフェッツの 三人が順次手を加えた物を使用している記事がありましたがミュンシュ盤はどうなのでしょう?

説明になにも書いてないので判りません。今日はちょっとまだ二日酔い状態ですので、又、今度、聴き比べてみますね。
 

[266] Re^3: ベト/Vn協奏曲ニ長調 投稿者:TOSCA 投稿日:01/03/28(Wed) 20:20
> 説明になにも書いてないので判りません。今日はちょっとまだ二日酔い状態>ですので、又、今度、聴き比べてみますね。
いやいやtombiさんご無理なさらなくて結構です。
好きな音楽を聴いてください。へんてこなこと言っちゃいました。(^^;

[254] 効果音のススメ 序曲「1812年」 投稿者:TOSCA 投稿日:01/03/20(Tue) 15:12
ススメと言ってもお奨めしている訳じゃない!
タイトルをつけなきゃならんのでそうしとるばってん。

本題じゃ
ご存知1812年のフィナーレを飾る大砲じゃが・・・
これは楽譜にどう記されておるんかのぉー
この部分は指揮者によって随分と違うようじゃ・・・
デュトワやショルティはキャノン砲、どこぞやの馬鹿者は
エレクトリック砲言うてまがい物を使うておる。
まことにけしからん。
と言っているのはTOSCA爺に限らず、そこの貴方も同じでは・・・
もう一人のわたしはカラヤン党ですから・・・
彼のは珍しく大人しいです。ドン・コサック合唱団がカバーして
くれている。
ああ、そう言えばtombi氏の私家版レコード芸術に載ってたかな?
見に行かないと・・・・

[257] Re: 効果音のススメ 序曲「1812年」 投稿者:Syuzo 投稿日:01/03/21(Wed) 19:29 <URL>
「1812」はやっぱりストコですよ(^^)。
あの演出は、カラヤンも裸足で逃げ出します。
キャノン砲を使っていないのに、案外迫力があったのは、
ハイティンク盤だったかなぁ・・・。
たしか大太鼓でドドーン!ドドーーン!とやってます。

[256] Re: 効果音のススメ 序曲「1812年」 投稿者:tombi  投稿日:01/03/21(Wed) 10:10 <URL>
まだ載っけてないんですよ、1812年。予告はしてあるんですが。
家にあるのはカラヤン、オーマンディ、デュトワ、それにライナー。

一番音楽的であり、尚かつ迫力があるのがフリッツ・ライナー。彼は大砲を使っておらず、バスドラだけでやっていますが、これが凄い迫力です。録音が良ければ、バスドラというものは、充分に響くはずですよね。「1812年」のスコア、大砲の所には必ず別の打楽器がダブらせてあったので、ライナーはこれは不要であると判断したようです。ただし、ライナーのこの演奏、冗長を避けるため他の部分にも大幅カットがあります。その分非常にすっきりスリムになっていますが。ライナーの完璧主義、筋肉質の1812年は圧倒的です。

後はカラヤンのドン・コサック以外は印象がないかなあ。
テラークに有名な1812年のオーディオ・ファイルがありました(カンゼル、シンシナティ響)が、デーヤンが褒めていて触手が動くのですが購入には至ってません。オーディオはオーディオであって所詮音楽ではないと感じますから。(でもまだチョコっとこのカノン砲の迫力聞いてみたい(^^ゞ)

[255] Re: 効果音のススメ 序曲「1812年」 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/03/21(Wed) 02:25
江田島に陸奥の主砲塔があるので、40サンチ砲の砲声を録音できればなあ!
イッペンにスピーカーが飛んでしまうだらうけど。

[258] Re^2: 効果音のススメ 序曲「1812年」 投稿者:TOSCA 投稿日:01/03/21(Wed) 20:21
> 江田島に陸奥の主砲塔があるので、40サンチ砲の砲声を録音できればなあ!
> イッペンにスピーカーが飛んでしまうだらうけど。
ははぁー・・・伊予殿の申されるとおりでしょう。
その昔、親父殿が巨大スピーカを作って太鼓の音を再生したところ
窓がひび割れたそうな・・・
このスピーカは大阪より仕入れたパラマウント・スピーカーと申して
おりました。何と凄いスピーカーがあったのだろうと驚いております。

[242] 迷える羊 投稿者:trokky 投稿日:01/03/03(Sat) 17:38
例えばマーラーの名演だという曲をSP時代の全盛時代から探索しましょう。
いきなり
どうなんでしょうか。録音を考えると良い方が良いに決まってるだろうに(^^)
時代が新しい方が断然有利ではなかろうか?この色彩感をうんぬんするマーラーなら尚更のこと。古い人間にしか伝わらない演奏の時代は終わったのか?せめてMONO時代にしようか。暗中模索状態です。しかしフォルテにならなければ音は潰れていないケースが多いから捨てるのはもったない。うーん、余裕があればどんな音源であろうと聴いてみたいですがね。
限られた時間、有効にということを考えると聴いては捨て、聴いては捨てを
繰り返しているような気がする。
次から次へと現れる音源にどう対向する。時間はない。
気がついた時はがれき同然の音源化石の山にいたりして・・・嫌だ、嫌だ。
人それぞれであるが共感を覚える演奏はそうざらにはないはず・・・
宝探しの感覚で音源を追っかけるには余りにも時間がかかり過ぎる。それより今ある最良の音源をもっと見極めた方がいいのかも・・・とも思う。

[250] Re: 迷える羊 投稿者:tombi 投稿日:01/03/12(Mon) 10:55 <URL>
trokkyさんて誰だろう? TOSCAさんのような気もするし、trokkyというネーミングと、SPからするとぶりちょふさんのような気もするし。

うーん、ほんとに難しい問題ですね。ただ私の場合はずっと昔はワルター・VPOの「田園」とかクーゼヴィツキーの「新世界」とかSPでは持ってはいたんですが、それのかかる一番最初のアンサンブル・ステレオを処分するときに一緒に処分してしまって、今や全くSPを聞く環境には無いので、これは全くclear。これから新たに再生装置を整えるのはしんどいので。

そうすると後はLP・CDのMONOかSTEREOかという問題。なんと言っても経済が最優先でしょうね。それに、何が何でも所有するということは捨ててしまった方がよいような。良く旅行に行って写真をバシャバシャ撮っている人がいますが、それと同じで、やはり自分の記憶にしっかりと留めることの方が重要な気がします。ライヴが第一。過去の演奏でも昔ほどではないにせよ、それでもFM等でかかるほどがあるので、こまめにチェック、できればエアー・チェックということでしょうか。(ここ暫く忘れていたことではありますが、20世紀の名演シリーズ等で思い起こしました。)兎も角、音楽鑑賞と所有(欲)とは全く別物だと思います。

マーラーほどになると、音の情報量ということから考えて、本当に基本的にはステレオで無ければと言う気がします。私の場合、まだワルター・VPOの「大地の歌」は完全には満足できていないのです。録音の善し悪しを超えた名演であるとは思うのですが、曲そのものがまだ充分に理解できた、捉えられたとは思えないのです。ワルターの実演に触れられたらそれが一番最高なのですが、それが出来ない今、せめて、小澤なり、ベルティーニなりの実演に触れて、そこから又、ワルターのMONO盤に触れれば改めて、その良さが実感できることと思います。
第9の場合は名盤と言われるジュリーを聞いてもバーンスタインを聞いてもバルビローリを聞いてもその良さがなかなか実感できませんでした。バルビローリでようやく何とかと言うところだったでしょうか。ところが先日、小澤のライヴを聞いて初めて「第9」が胸にストンと落ちました。名盤と言われてはいるモノの、恐らくはffからppに至るまでの、そして各楽器の繊細なニュアンスまでは録音に捉えきれなかった為だと思います。

MONOやSPで名盤と言われているものは恐らくそうした録音の善し悪しを超えたところにその精神(ガイスト)が溢れてきているのでしょうね。財政事情が許す限りにおいてそうしたものも聞いてみたいと思います。****してもらったりして。殆どは歴史的録音で版権等は切れているはずですので。でそういう所こそ、こうしたネットの醍醐味のような気がします。

やはり集めることより、聴くことに重点を置いていきたいものです。
(そこが難しいので、このスレッドなのかも知れませんが。とすると殆ど答えになっていませんが(^^ゞ)

[244] Re: 迷える羊 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/03/04(Sun) 18:57
マーラーの弟子オスカー・フリートの機械吹き込みの復活、聴く者の涙を誘うレーケンパーの亡き児を偲ぶ歌、マーラーの演奏後総譜に書き込みして、休憩後にマーラーと#4の同じ演奏をしたと云はれるメンゲルベルク。
最良の音源とは何ぞや? 音質の良い物?? 技術的高進と表現力。
「温故知新」
神は死んだ、ニ−チェじゃないけれど。

[241] マーラー 交響曲第九番ニ長調 投稿者:TOSCA 投稿日:01/03/03(Sat) 17:29
こんばんは
tombiさん
DANNOさんのところで吠えたのと同じ内容
ですがカキコさせて頂きます。

この演奏は曰く付きの音源だ。
オーストリアがナチスに統合される2〜3週間前の録音である。ワルター
自身がこの演奏の開始がナチストの妨害にあったことを後日談に語って
いる。「咳払い、或いはわざとたてられるバタバタドンドンという足音
と一緒に、この日の演奏は開始された」と言っている。この録音からは
その気配すら感じられないのだが・・・
 演奏はウィーン・フィル
の甘く切なく奏でるこの上なく美しいレガートで(第一楽章に顕著)ま
た、第二楽章の独特なウィーンの香りが漂う洒落たリズムが素晴らしい

全体は金管がティンパニが轟くような演奏ではないがショルティ
やクーベリックの演奏に内面の燃焼する美しさの不足を感じている方に
は受け入れられるのではないか・・・とも思いました。(逆に色彩感は
後者の二人が優っているのだが・・・)音質は全体的に聴きやすく鮮度
も増しているようです。冒頭からはっきり聞き取れる。ティンパニのク
リアーな音?。しかし、多少ジィージィーというノイズも混入している
。音の粒立ちも以前のGRシリーズ(LP)より格段に良い。これなら
初心者の皆様にも聴いて頂けるのではないでしょうか?残念ながら、全
体的には鮮度は良くなったが、聞き終わると耳には心地良いのだが鮮度
がもう少しあればと思うのは筆者だけでしょうか?特にフィナーレにお
ける弦の合奏部分。私自身、マーラーとは色彩感なくして語れない音楽
のような気がしているものですから・・・。

[248] Re: マーラー 交響曲第九番ニ長調 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/03/11(Sun) 22:24
TOSCAさん、 こんばんは

このCD、嘗て出ていた東芝のCDと同じ音質だと、わざわざ断り書きがありますが・・・

独ElectrolaのDacapoのLP以来、金属原盤を使用した音源ですが、拙宅の機械装置では、独Electrolaが一番良い音のやうに思ひます。

[247] Re: マーラー 交響曲第九番ニ長調 投稿者:tombi  投稿日:01/03/10(Sat) 16:13 <URL>
ワルターのマーラー第9は聞いてないので何とも言えません。(^_^;
マーラー自体が1番「巨人」を除いて、遅聞きで、ワルターの復活も第9もジュリーニあたりをLPで早くから持っていたにも関わらず、ちっともその良さを感ずることが出来ず、ただただ退屈な音楽でした。バーンスタイン、バルビローリを聞いてようやく第9を感じることが出来るようになり、先日、昨年の大晦日、松本で小澤・サイトウキネン・ライヴですっかり「第9」が我がものとなりました。終演後、あまりの素晴らしさに、かといってこのアダージオの直後では、「ブラボー」もそぐわず、黙って拍手をしていると、ジワーっと涙が溢れてきて、小澤が再登場した時、初めて「ブラボー」を掛けることが出来ました。4管編成という大規模な曲ではLPやCDではなかなか音の情報が入りきらないものだと実感した次第です。遅蒔きながら、その場で小澤の「復活」を購入したのも勿論です。
小澤の1番のみはBSOで持っていました。

マーラーは実演でと感じていますので、録音が良くなければというのはマーラーの場合、ほとんど絶対条件のような気がしています。ワルター・フェリアー・VPOの「大地の歌」ですら、私には不満に思えてきます。ああ、これが奥行きの深いステレオであったならと思わずにはいられません。ないものねだりでしょうね。

[243] Re: マーラー 交響曲第九番ニ長調 投稿者:菅野 投稿日:01/03/03(Sat) 19:34
 ちょっとお邪魔して・・。
TOSCAさん、こんばんは。
>残念ながら、全体的には鮮度は良くなったが、聞き終わると耳には心地
>良いのだが鮮度がもう少しあればと思うのは筆者だけでしょうか?特に
>フィナーレにおける弦の合奏部分。私自身、マーラーとは色彩感なく
>して語れない音楽のような気がしているものですから・・・。
菅:私は十分満足ですね(^^)。これほど意味深い演奏は珍しいと思います。
   特に第1楽章はいいですねえ。
  でも第4楽章はバーンスタインの演奏を好みます。ワルターのは訴えが
  バーンスタインの演奏に比べて少し弱いような気がします。

tombiさん、お邪魔しました。

[245] Re^2: マーラー 交響曲第九番ニ長調 投稿者:TOSCA 投稿日:01/03/07(Wed) 19:39
菅野さん
こんばんは
>私は十分満足ですね(^^)。これほど意味深い演奏は珍しいと思います。
 そこはわたしも賛同致します。(^^)が欲を言えばこうであって欲しいという
 無い物ねだりでしたかも・・・・
 菅野さんの言われる通り第一楽章については文句は言いません。
 問題はフィナーレです。弦がざらつき、ちょっと気になったものですから
 ついね、愚痴ってみたくなったのです。(解ってやってくだされ)
 

[246] Re^3: マーラー 交響曲第九番ニ長調 投稿者:菅野 投稿日:01/03/08(Thu) 22:05
TOCAさん、こんばんは

>  そこはわたしも賛同致します。(^^)が欲を言えばこうで
>あって欲しいという無い物ねだりでしたかも・・・・
菅:でもお気持ちはわかりますよ(^^)。


>菅野さんの言われる通り第一楽章については文句は言いません。
>問題はフィナーレです。弦がざらつき、ちょっと気になったものですから
>ついね、愚痴ってみたくなったのです。(解ってやってくだされ)
菅:はい、理解できまする。

[233] 蒐集法 投稿者:tombi  投稿日:01/02/18(Sun) 21:53 <URL>
表の掲示板で、伊予守殿よりCD・LP・SPの蒐集法ということでレスを頂きました。しかし、これは我々クラシック音楽・音盤愛好家にとっては基礎中の基礎でもあり、非常に重要なことでもあるのでこちらのスレッドにしました。
あなたはコレクター道を究めていますか?


伊予守殿より

蒐集法

1)図書館的蒐集はこれを排す。

2)個人の趣味、主義主張を発揮すべし。

3)山高きが故に貴っとからず。

4)懐具合を勘案するなかれ。

5)見つけた時に買う、逡巡するなかれ。

6)CD、LP、SPは常に一箇所に保管し、常に目に付くやうにするべし。

7)自然と背文字が目に入り、写真的記憶ができるものなり。

8)明日有ると思う心の徒桜、夜半に嵐の吹かぬでもなし。

[239] Re: 蒐集法 投稿者:tombi 投稿日:01/02/21(Wed) 14:27 <URL>
> 蒐集法

> 1)図書館的蒐集はこれを排す。

アリストテレスよりはプラトン、デカルトよりはパスカル、ヘーゲルよりはカントと思っているのですが、これがなかなかに難しい。色々な曲、ジャンル、演奏家を聴きたくなってしまいます。いくらクナが素晴らしくてもそればっかり聴いていると飽きてしまう。古典も良ければ現代も良い。弦楽四重奏もピアノもヴァイオリンも声楽も・・・・
モソロフ(?)の「鉄工場」?そんな曲全然知りませんよ。

> 2)個人の趣味、主義主張を発揮すべし。

これも浮気性。先ずはドイツ系ガイストの声楽を含まない純音楽。しかしフランスを中心とする所謂色物も作曲技法・オーケストレーションを中心に堪えられないものもある。リズム・縦構造のしっかりしたものが好きなようだ。ベートーベンなら7、8、ブラームス、ブルックナー、ワーグナー、(ドビュッシー、ラヴェル、)ストラヴィンスキー、バルトーク。
旋律系はどちらかというと苦手か????

> 3)山高きが故に貴っとからず。

これは判る。と言うよりはそうせざるを得ない。が、それだけではない。よく枚数を云々する人がいるが、「なんのこっちゃ」と思う。情報は多いに越したことはないが。

> 4)懐具合を勘案するなかれ。

これは勘案せざるを得ない。生活がある。道を究められない所以。所詮経済か。下部構造が上部構造を規定する。ブルジョア打倒。革命だ。あらえびすは偉い。奥さんはもっと偉い。

> 5)見つけた時に買う、逡巡するなかれ。

これはそう。たまたま買わ(え)ずに、次に行くともうない。そしてなかなか手に入らない。

> 6)CD、LP、SPは常に一箇所に保管し、常に目に付くやうにするべし。

確かに。今ですら、私家盤HPを作っていても落ちがいっぱいある。なんだ、これ家にあったのか。これも、これも。今はCD・LPが別。フルヴェン、クナ、トスカニーニ、ワルター、メンゲルなどは指揮者別にしておいた方が便利だが、曲目の検索で落としてしまうこともあり。LPの方が購入がない分整理できている。

> 7)自然と背文字が目に入り、写真的記憶ができるものなり。

CDはアルバム式フォルダーにてジャンル別保存。プラ・ケースがない分大量保存できるが、開かないと判らないのが難点。

> 8)明日有ると思う心の徒桜、夜半に嵐の吹かぬでもなし。
"Eternal Moment" 心では思ってはいても、なかなか実施できず。
嗚呼、芸術は長く人生は短い。

[240] Re^2: 蒐集法 投稿者:TOSCA 投稿日:01/02/22(Thu) 18:36
> > 蒐集法
 5)見つけた時に買う、逡巡するなかれ。
   これはわたしも絶対必要だと思います。仰るとおり後で行っても
   100%に近い確率で無くなっておりました。小金があるなら
   絶対にそうすべきでしょう。(^^)

   他の項目も伊予殿の申されるとおりです。 

[234] Re: 蒐集法 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/02/19(Mon) 19:32
呂洞賓、欹器のTombi殿!

コレクションについては、瀬木慎一著の「ビッグ・コレクター」に因ると、(美術、絵画の)個人コレクターは3種類に類別できるとか、

1)発見型=徹頭徹尾蒐集に専念
2) 社会奉仕型=苦心惨憺して入手した自分のコレクションを惜しげもなく公共に供する。
3)自己形成型=己の生涯を賭けて理想の蒐集を目指す。

ただこの類別は、蒐集家自身が決めるのではなく、後世の人の評価によるとのこと。

さてはて、己が自身は??!!

[235] Re^2: 蒐集法 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/02/19(Mon) 19:36
ただし!レコード、CDは複製品であることを念頭に置くべし!!

[210] クセナキスが…… 投稿者:月注斎 投稿日:01/02/06(Tue) 14:12
言及した途端に死んだとの報道が……
シンクロニシティ入ってて不気味です。
でもまた一人、歴史上の人物になっちゃいましたね。

今、巨匠作曲家で存命なのはアンリ・デュティユーくらいか。
日本にも敬愛する人が1914年生まれでいらっしゃるけど、名前出すとまた……

[214] Re: クセナキスが…… 投稿者:tombi  投稿日:01/02/09(Fri) 22:05 <URL>
> 言及した途端に死んだとの報道が……
> シンクロニシティ入ってて不気味です。
> でもまた一人、歴史上の人物になっちゃいましたね。

本当に。でも synchronicity って英語ありますか?
研究社の大英和調べてもなかった。まあ cyber というのも無いくらいですから無いのも当然かもしれないけれど。

> 今、巨匠作曲家で存命なのはアンリ・デュティユーくらいか。
> 日本にも敬愛する人が1914年生まれでいらっしゃるけど、名前出すとまた……

現代音楽、まだまだ研究不足です。まあ吹奏楽やっていたので他の人より入りやすかったとは思いますが。そうはいってもリードとか兼田敏、保科洋くらいですからね。そう言えば合歓の郷の指揮者講習会での指導者は秋山和慶でした。(何年前のことだ?30年前近くになる・・・・・・・・)(^^ゞ

[237] Re^2: クセナキスが…… 投稿者:月注斎 投稿日:01/02/20(Tue) 22:20
> 本当に。でも synchronicity って英語ありますか?
> 研究社の大英和調べてもなかった。

あれって心理学の用語なんでしょうかね。デジャブーなんかも知られてる割には同類項で、辞書にはなかったりするのでしょうか。

[238] Re^3: クセナキスが…… 投稿者:tombi 投稿日:01/02/21(Wed) 13:26 <URL>
> あれって心理学の用語なんでしょうかね。デジャブーなんかも知られてる割には同類項で、辞書にはなかったりするのでしょうか。

deja vu (アクサン・テギュ、グラーブは省略)は元々フランス語で学生用英和辞典に載っています。デジャヴよく体験しますよね。

[215] モツレク 投稿者:TOSCA 投稿日:01/02/10(Sat) 22:04
今晩から復帰致しました。
わたしが今まで聞いた中ではベーム/VPOの演奏を凌駕するものは
なかったなぁー。わたしが持っている全音源の中で一番よく聞く演奏
なのですよ。慾をかいてもっと良い演奏はないかなどと下記のCD、LDを
聞いてみましたが・・・・
ケルテスのは説得力がないし、ムーティのは綺麗だがそれだけ・・・
カラヤンは劇的ではあるが今一つハートに残らないと言うところで
しょうか。
まだ、これだけですが他に良い演奏をご存知ですか?
バーンスタイン盤はどうかしらと思っているところです・・・

[220] Re: モツレク 投稿者:菅野 投稿日:01/02/12(Mon) 21:54
 TOSCAさん、御無沙汰しております。菅野です。

> 今晩から復帰致しました。
菅:後復活、おめでとうございます。

> わたしが今まで聞いた中ではベーム/VPOの演奏を凌駕するものは
> なかったなぁー。わたしが持っている全音源の中で一番よく聞く演奏
> なのですよ。慾をかいてもっと良い演奏はないかなどと下記のCD、LDを
> 聞いてみましたが・・・・
> ケルテスのは説得力がないし、ムーティのは綺麗だがそれだけ・・・
> カラヤンは劇的ではあるが今一つハートに残らないと言うところで
> しょうか。
> まだ、これだけですが他に良い演奏をご存知ですか?
> バーンスタイン盤はどうかしらと思っているところです・・・
菅:う〜ん、この曲は私は馴染めない曲でして・・。私も
  いい演奏を知りたい側ですね。

[225] Re^2: モツレク 投稿者:TOSCA 投稿日:01/02/17(Sat) 09:50
>  TOSCAさん、御無沙汰しております。菅野です。
  こちらこそ・・・久しぶりでございます。
> 菅:後復活、おめでとうございます。
  ありがとうございます。4月末までは大人しくしていろと医者には
  言われておりますが待ってられないですよ(^^)
> 菅:う〜ん、この曲は私は馴染めない曲でして・・。私も
>   いい演奏を知りたい側ですね。
 馴染めないですか?私はこの曲を聴くと何故か聞き終わった後
 いつもジーンと胸が熱くなっているのです。すこぶる相性が良いのですよ。
 (ベームの演奏のみ)

[236] Re^3: モツレク 投稿者:菅野 投稿日:01/02/19(Mon) 22:08
 TOSCAさん、こんばんは。

>   ありがとうございます。4月末までは大人しくしていろと医者には
>   言われておりますが待ってられないですよ(^^)
菅:ははは(^0^)。お元気な証拠ですよ。


>  馴染めないですか?私はこの曲を聴くと何故か聞き終わった後
>  いつもジーンと胸が熱くなっているのです。すこぶる相性が良いのですよ。
>  (ベームの演奏のみ)
菅:そうなのですか。私はこの曲はどうしても身構えて聴いてしまう曲
  なのです。ブラームスの「ドイツ・レクイエム」は身構えずに
  聞くことが出来るのですが・・。

[217] Re: モツレク 投稿者:tombi  投稿日:01/02/11(Sun) 22:13 <URL>
TOSCAさん、祝快気( ^_^)/□☆□\(^_^ )です。
本当に3週間だったんですね。でも、早く戻られて良かったです。( ^)o(^ )

さて、モツレクですが、演奏したことがある曲と言うのは意外とコレクションが少ないものです。

1.はやはりベーム、VPOでしょうね。
2.もやはりベーム、VSOを挙げておきます。MONOですが、1.と同じくらい好きです。
3.はカラヤンですがPPが良いと感じました。確かに心には残らないですが美しい演奏ではあります。戴冠ミサから入りました。

実演では、パリのサンジェルマン・デ・プレ教会でコルボ、コロンヌ響・唱を聞き、これが一番耳に残っています。(実はこの演奏を巡っての私と関屋晋先生との葛藤というエピソードもあるのですが。)コルボの録音というのも1種類だけあるようですね。いかにもコルボらしい透明度に満ちていました。

[216] Re: モツレク 投稿者:Syuzo 投稿日:01/02/11(Sun) 10:00 <URL>
> 今晩から復帰致しました。

入院中でしたか・・・お大事に。
モツレク、小生もベーム盤が大好きですが、
シューリヒトのARCHIPHON盤もいいですよ(^^)。

[223] Re^2: モツレク 投稿者:TOSCA 投稿日:01/02/17(Sat) 09:37
> > 今晩から復帰致しました。
>
> 入院中でしたか・・・お大事に。
> モツレク、小生もベーム盤が大好きですが、
> シューリヒトのARCHIPHON盤もいいですよ(^^)。
 Syuzo御大!ご無沙汰致しております。
 シューリヒト盤は一度も聞いておりませんでした。
 良い機会なので忘れないうちに聞いてみましょう。
 ご教授感謝致します。

[218] Re^2: モツレク 投稿者:tombi  投稿日:01/02/11(Sun) 22:32 <URL>
Syuzoさん、確か、こちらでは、初めましてでしょうか?
OMでの楽しかった様子、BBSやMLで拝見しております。
こちらはいつ行けるのかと思っております。
たぶん、夏休みでなければ無理でしょうね。
こちらのBBSも又宜しくお願いします。

> シューリヒトのARCHIPHON盤もいいですよ(^^)。

これは初耳です。(._.)φ

[219] Re^3: モツレク 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/02/12(Mon) 16:43
> > シューリヒトのARCHIPHON盤もいいですよ(^^)。
ワルターVPOの1956年6月のLiveもいかがでせう。
シューリヒトもワルターもVPO、当日の演奏会プログラム
を持っているから余計思い入れがあるのかな?

ヨッフム(アルヒーフ、モーツァルト命名記念日のミサ)、ラインスドルフ(RCA、J.F. ケネディー追悼)は教会でのレクイエムの演奏の式次第を知るのに持って来いの録音です。

サバータ(1941年)、ブルーノ・キッテル(1941年)の太古の録音もあります。但し後者はユダヤ臭のする歌詞は他の言葉に変更されています。

[224] Re^4: モツレク 投稿者:TOSCA 投稿日:01/02/17(Sat) 09:45
> > > シューリヒトのARCHIPHON盤もいいですよ(^^)。
> ワルターVPOの1956年6月のLiveもいかがでせう。
> シューリヒトもワルターもVPO、当日の演奏会プログラム
> を持っているから余計思い入れがあるのかな?
 伊予守殿の宝は尽きないですねぇー・・・
 どちらも貴重・・・拝見したいです(^^; 
> ヨッフム(アルヒーフ、モーツァルト命名記念日のミサ)、ラインスドルフ(RCA、J.F. ケネディー追悼)は教会でのレクイエムの演奏の式次第を知るのに持って来いの録音です。
 ヨッフムはともかくラインスドルフがこの曲を演奏していたとは・・・
 知りませんでした。
>
> サバータ(1941年)、ブルーノ・キッテル(1941年)の太古の録音もあります。但し後者はユダヤ臭のする歌詞は他の言葉に変更されています。
 サバータの演奏も興味はありますね。さぞや、美しい演奏なのでしょう。

[222] TAHRA 投稿者:tombi  投稿日:01/02/15(Thu) 20:51 <URL>
昨年HMVに注文しておいたTAHRAのCDがやっと届いたところです。
都会とは違って田舎ではこちらの欲しいCDなどはなかなか無く、(あっても高く)インターネットで取り寄せても、HMVでも大体1ヶ月はかかります。だから、そこでタイム・ラグが生じて、皆さんの話題に追いついていけない場合が起きたりします。(:_;)

TAHRAのCD、例のフルベンのベートーベン3、5、6、9とブラ1のものです。

ベートーベンのルツエルンの第9、本当にLPとは段違いなのですね。これほど音が違うとは思いもよりませんでした。LPは第1楽章の出だしからして、ダルというか聞いていて眠くなってしまうんですね。埃まみれのLPを全く綺麗にクリーニングしたようにボワーン・ドカーンとした音が非常にくっきり鮮明になりました。

TOSCAさんのBBS「AIDA」でぶりちょふさん、菅野さんが第9の一番として推薦している意味がやっと判りました。(今までは「何でこんな眠ったような演奏が良いのだろう」と思っていたものです。)

>菅野さん
本当に3楽章の美しさは絶品ですね。私が今まで聞いてきたフルベンの第9、3楽章の中ではやはり一番だと思います。

終楽章のソロも合唱も非常に良くなりました。確かに合唱は Beer-drinking だとは思いますが、第9の、フルベンのパワーがそうしたものを圧倒してしまっています。

ということで、私はバイロイトがNO.1、後ルツエルンとザルツブルグが甲乙付けがたく並ぶという状況になっています。(今頃第9でも無いだろうに、これもタイム・ラグのせいです。)

さて、その他も皆立派な演奏・録音ですが私はブラ1に心惹かれるものがあったように思えます。これだけは北ドイツ放送響だったわけですが。

さて、TAHRAなのですが、LPと比較して思ったことは低音を減衰させて音を中域に集めているような気がします。そのため弦・管・声が非常に明確になりますが、LPで感じられたどーん・ボーンという低域の奥行き感がなくなってしまったようにも感じられます。低弦は低弦として感じられるのですが。ぼやけが無くなった分、奥行きが無くなってしまったように感じられました。TAHRAは音をいじりすぎるという評もあるようなのですが皆さんはどのように感じられますか。

それと私の第9のLPはCETRAのものだったのですが、CETRAとTAHRAはどのような関係にあるのでしょうか。THARA.com を覗くとCETRA音源のルツエルン第9の音源をもらったような気がするのですが。なんだか招き猫にも丁度、スレッドが立ってますが。ご存じの方いタラお願いします。

[228] Re: TAHRA 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/02/17(Sat) 23:20
Mr. Rene Tremineはフルトヴェングラー、アーベントロートなどドイツ系指揮者のコレクターで、レコードの収蔵のために家を一軒持っていると云ふ御仁です。
演奏家のポートレート写真、サイン、プログラムの蒐集家でもあり、ワインガルトナ−の未刊の自伝の自筆原稿も所持しておられます。

2年前の11月にお会いしてきました。 Ms. Myriam Scherchenは、指揮者Scherchenの娘さんです。 フルトウェングラー未亡人との交流もあり、私が訪問した時にMs Scherchenさんの手作りの昼食をMr. Tremineのお宅(日本風に云ふと、マンションかな)で、頂戴した際、「先月は、フルトヴェングラー未亡人がそこに座って一緒に晩飯を食べた。」とか、「ケンペ未亡人とも交流がある」とか、「ボルヒャルトの覆刻を出したいのだが、未亡人と子供仲が悪くて、著作権の承認問題が難航している」とかと云ふ話を聴きました。
好きな指揮者はと具体的に名前を挙げて尋ねると、クレンペラー?ノー。ワルター?、ノー。アーベントロート?イエス。・・・でした。 Mr.Tremineに云はせるとアーベントロートはフルトヴェングラーとシミラーだとのこと。
TahraのCDの音質の件で、音をいじって良くないと云ふと、Mr.Tremine血相を変えてオリジナルのままだと怒り出し、直ぐ帰れと云ふ雰囲気になり、来た時同様、Ms Scherchen運転の車でホテルに帰ってきました。

[232] Re^2: TAHRA 投稿者:tombi  投稿日:01/02/18(Sun) 21:32 <URL>
「あ、招き猫に行かれてしまった」と思ったのですが、こちらにもレス頂き有り難うございます。

貴重な体験と情報をお寄せいただき有り難うございました。
小塩節とシャリアピンとの出会い、宇野功芳とワルターとの手紙のやりとりなどを思い出させます。エリーザベト未亡人とも出会いたいものですね

しかし、TAHRA.comを読んでいても所謂メジャーのレコード会社のものとは全く違う趣味性を感じて愉快でした。しかしCD会社まで興してしまうのですから Mr. Rene Tremine 凄いですね。何処の国にも伊予守殿はおられるのですね。アーベントロートとフルトベングラーの類似性はちょっと理解しがたいものがありますが。(むしろメンゲルベルクかな)
音をいじくっていると本人に言ってしまえば、確かに立腹するでしょうね。
でも確かにルツエルンの第9は賞を得るほどの優れたリマスターではあるけれど、(Cetraとは雲泥の差)一部第4楽章でしたっけ、キュルキュルと明らかに編集の音が聴かれる部分があります。低弦の鋭さはあって良いのですが、ふくらみ、深さが欲しいところですね。

しかし伊予守殿はコレクター道を究めてますなあ。

[221] (削除) 投稿者:(削除) 投稿日:01/02/15(Thu) 16:43
(削除されました)

[187] ケンペの「ツァラトゥストラ」 投稿者:菅野 投稿日:01/01/18(Thu) 23:08
 最近、ケンペの演奏の魅力に取りつかれております(^^)。
このあいだ、中古で手に入れたR・シュトラウス管弦楽曲集(EMI)
に収録されていた「ツァラトゥストラはかく語りき」ですが、
その推進力の凄いこと凄いこと。スタジオ録音でこれですから
もしライブ録音があったらと思うと・・・。
 私はこの曲はあまり好まないのですが、この演奏は別です。
簡単なコメントでしたが現在聴く時間が取れないのでご容赦を(^^)。

[191] Re: ケンペの「ツァラトゥストラ」 投稿者:tombi  投稿日:01/01/21(Sun) 21:28 <URL>
>  最近、ケンペの演奏の魅力に取りつかれております(^^)。
> このあいだ、中古で手に入れたR・シュトラウス管弦楽曲集(EMI)
> に収録されていた「ツァラトゥストラはかく語りき」ですが、
> その推進力の凄いこと凄いこと。スタジオ録音でこれですから
> もしライブ録音があったらと思うと・・・。
>  私はこの曲はあまり好まないのですが、この演奏は別です。

私は後ブラームスの1番を残すのみです。それしかない(^_^;
しかしアルプス交響曲を聞いた感じからいって凄いでしょうね。

ツアラツストラというかR・Sはライナー、カラヤン、ショルティというのが当方が所有しているものです。オーディオファイルというか、どちらかというと完全主義をこの曲の演奏には求めていたような気がしますが、ショルティによってこの曲の色気を「癒えゆく者」から「舞踏の歌」にかけて感じたような気がします。ケンペのツアラツストラ、風が吹いているというか、抽象というよりは風景・自然を連想しています。早く聞きたいものです。早く円高になってくれないかなあ、1$=120円じゃあちょっとネ。ショルティのツアラトウストラは宇野功芳がライナーノーツを書いていてケンペの演奏を「純音楽的というにはあまりにも美しい香りと風格と意味深さがあった。彼の棒の下、総ての楽句人間の心を伝えていた。」と評しています。ウワア、余計に聴きたくなった。因みに今日はカラヤン、シュワルツコップの「薔薇の騎士」を聴いていました。

[211] Re^2: ケンペの「ツァラトゥストラ」 投稿者:菅野 投稿日:01/02/06(Tue) 22:48
 tombiさん、こんばんは。レスが遅れ申し訳ございませんでした。m(__)m

> しかしアルプス交響曲を聞いた感じからいって凄いでしょうね。
菅:ハイ、生命力が違います(^^)。

>
> ツアラツストラというかR・Sはライナー、カラヤン、ショルティというのが当方が所有しているものです。オーディオファイルというか、どちらかというと完全主義をこの曲の演奏には求めていたような気がしますが、ショルティによってこの曲の色気を「癒えゆく者」から「舞踏の歌」にかけて感じたような気がします。ケンペのツアラツストラ、風が吹いているというか、抽象というよりは風景・自然を連想しています。早く聞きたいものです。早く円高になってくれないかなあ、1$=120円じゃあちょっとネ。ショルティのツアラトウストラは宇野功芳がライナーノーツを書いていてケンペの演奏を「純音楽的というにはあまりにも美しい香りと風格と意味深さがあった。彼の棒の下、総ての楽句人間の心を伝えていた。」と評しています。ウワア、余計に聴きたくなった。因みに今日はカラヤン、シュワルツコップの「薔薇の騎士」を聴いていました。

菅:「バラの騎士」は早く対訳付きが欲しいですね。
  でもしばらくはワーグナーから離れられそうにありません(〜_〜)。

[212] Re^3: ケンペの「ツァラトゥストラ」 投稿者:tombi  投稿日:01/02/07(Wed) 17:15 <URL>
> 菅:「バラの騎士」は早く対訳付きが欲しいですね。

あれ、以前バラの騎士の対訳探しておられたのは菅野さんでしたか?
(今、私探しているんですが)
あの時、どこかのサイトにあるって話でしたよね。
私行ったような気もするのですが何処でしたっけ。

[213] Re^4: ケンペの「ツァラトゥストラ」 投稿者:菅野 投稿日:01/02/08(Thu) 17:05
 tombiさん、こんにちは。

>
> あれ、以前バラの騎士の対訳探しておられたのは菅野さんでしたか?
> (今、私探しているんですが)
> あの時、どこかのサイトにあるって話でしたよね。
> 私行ったような気もするのですが何処でしたっけ。
菅:探していると言えばそうなのですが、このお話しは
  存じません。検索すればでてくるかも知れませんね。
   貴重な情報ありがとうございました。

[208] テオドラキス 投稿者:月注斎 投稿日:01/02/03(Sat) 23:39
ミキス・テオドラキスの「交響曲第一番」なる自作自演CDをゲットしました。
この人「その男ゾルバ」の映画音楽が代表作のソ連系(プロコ、ショスタコ系)の響きを持つ作曲家ですね。いかにもギリシヤ人て雰囲気もあって結構いけるかも。
クセナキス聞くよりずっと心地よいですよ。

[209] Re: テオドラキス 投稿者:tombi  投稿日:01/02/04(Sun) 22:00 <URL>
現代音楽も何処まで聴けるかですねえ。

結構これまでは聴いてはいるんですが、その日の体調とか気分にもよりますし。現代作曲家の作品も安く手に入れられるようになってきたというのも良いことだと思います。

気分的に落ち込んだ時、超古典も良いが、20世紀音楽も良いもんですよね。ストラビンスキーはσ(^^)何枚持っているかです。

[202] バイヌム 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/01/27(Sat) 22:00
ベイヌムのことです。 オランダ人の指揮者には、メンゲルベルク、ベイヌム、オッテルロー等刮目すべき指揮者が多いのですが。

[203] Re: バイヌム 投稿者:tombi  投稿日:01/01/28(Sun) 00:30 <URL>
> ベイヌムのことです。 オランダ人の指揮者には、メンゲルベルク、ベイヌム、オッテルロー等刮目すべき指揮者が多いのですが。

ほんとにそうですね。オランダ王室はハプスブルグ家と繋がりがあったのかな。歴史を忘れてしまった。トレヴェリアンの世界史にあったかな。お勉強し直さないと。重要ですね。

オッテルローはコンサートホールのものしか聞いてなく、あの目立つ特徴的なジャケットの「幻想」すら聞いてない。ペール・ギュントも。ハスキルとのシューマンのコンチェルトはどうなんでしょう?

メンゲルベルクも忘れてしまっていていけませんね。あの感動的なマタイと、絶対に忘れることは無いベートーベンの第9とか、これ又超有名なチャイコフスキーの「悲愴」とかは30年近く前に1回聞いただけで頭からこびり付いて離れないのですが、ベト8やベト5、それにこれ又超有名なブラ4もどうであったか覚えていないばかりか、それがウチにあることすら忘れていました。豪放磊落、男気たっぷりのロマンチスト、メンゲルベルク、もっと楽しまなければと思っています。

政治には恐らく全く無頓着であったろうメンゲルベルク。(そうでなければいくら友人であるとは言え、彼のマーラーなんて信じられない。)そんなメンゲルベルクの後を受けたベイヌムは、今、又、人気を博しているケンペのような人、経歴や感じから正にその先駆けだったと感じています。音楽的にはトスカニーニに近いのでしょうけれども。宇野功芳解説による哲学科の生徒がいつも聞いているのがベイヌムによるブラ1であったというエピソードが、さもありなんという感じで実にいい。
 モントウーやワルターと並んでのコンセルトヘボウでの活躍、その第2指揮者で就任披露で取り上げられたブルックナー(8番に限らず)なんていうのも聞いてみたいと思います。又、1950年代のコンセルトへボーの「幻想」なんていうのも聞いてみたい気がします。

伊予守殿、お暇な時にベイヌム(バイヌムと native では発音するのでしょうか?)のCD評をお願いします。こちらは未だブラ1と大学祝典序曲しか聞いたことがありませんので。特に名盤の誉れ高い「幻想」ブラ1となんと隔たっていることか!!なんかを。

[204] Re^2: バイヌム 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/01/28(Sun) 23:30
> 伊予守殿、お暇な時にベイヌム(バイヌムと native では発音するのでしょうか?)のCD評をお願いします。こちらは未だブラ1と大学祝典序曲しか聞いたことがありませんので。特に名盤の誉れ高い「幻想」ブラ1となんと隔たっていることか!!なんかを。

いえいえ、昔のLPにはたしかバイヌムと表記されていませんでしたっけ。

アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団は、ブルックナーを最も良く演
奏するオーケストラで、各交響曲の初演は

交響曲第0番(Woess)   1934年9月30日 ベイヌム
交響曲第1番(Linz稿)   1943年1月17日 ベイヌム
交響曲第1番(Wien稿)   1919年1月23日 メンゲルベルク
交響曲第2番         1913年1月9日 メンゲルベルク
交響曲第3番         1892年10月13日 ヴィレム・ケス
交響曲第4番(Loewe)    1897年11月11日 メンゲルベルク
交響曲第5番(Schalk)    1918年11月21日 Evert Cornelis
交響曲第6番(1899年版) 1930年12月4日 メンゲルベルク
交響曲第7番(1885年版) 1910年1月6日 Gustav Kogel
交響曲第8番(1892年版) 1921年10月6日 メンゲルベルク
交響曲第9番(Loewe)    1908年9月24日 メンゲルベルク
Te Deum(1885年版)   1891年12月3日 Henri Viotta 

メンゲルベルクは、1番(1回)、2番(5回)、3番(10回)、4番(8回)、
6番(8回)、7番(4回)、8番(2回)、9番(11回)

ベイヌムは、0番(8回)、1番(Wien稿、Linz稿、各1回)、3番(18回)、4
番(12回)、5番(11回)、7番(42回&T.Satz)、8番(30回)、9番
(18回)

指揮しています。1993年までのシ−ズンで、1911年のシーズンから1945
年のシーズンを除いて各シーズンに1回以上はブルックナーを取り上げており、19
93年のシーズンまでに、603回(これに加えて、6番II.Satzのみ1回、7番
II.Satzのみ1回、8番III.Satzのみ1回、9番I.Satzのみ5回)もブルックナーの
交響曲を上演しています。
将にブルックナー・管弦楽団!

[206] Re^3: バイヌム 投稿者:tombi  投稿日:01/01/29(Mon) 21:45 <URL>
いやあ、これは知りませんでしたね。特にメンゲルベルクがこんなに振っていたとは。メンゲルベルク・コンセルトヘボウといえば、マーラー、R・シュトラウス(と親交があり、そ)のオケというイメージが一般ですものねえ。ベイヌムが第2指揮者としてのデビュウがブル8で有名だったのでしょう。私はベイヌムのブル8をもってコンセルトヘボウのブルックナーの嚆矢とすると思ってました。

1888年に創設され、メンゲルベルクが1895年からですからね、それでも49回ですか、これは知らなかった。この頃のマーラーだけでも凄いとは思ってましたが、(VPOやBPOはR・シュトラウスとの関係からかベームなどマーラーを振らなかった人は多いはず。)これは驚きです。いや、正にInternationalであると同時に、1950年代では世界最高のオーケストラではなかったでしょうか。メンゲルベルク、ベイヌム、クライバー、ケンペン。私の頭の中に浮かぶ名指揮者との名演もコンセルトヘボウのものが圧倒的です。

ベイヌムのブラ1、通して聞いてみました。いやあ、やはり凄いです。圧倒的ですね。ぐいぐいと進んでいくその推進力もさることながら、ホルンの音の美しさ、それにオーボエを筆頭とする木管群美しさ、渋さ。終楽章の解釈の見事さ。改めて打たれ、確かにこれは名演であったと感じる次第。それに大学祝典序曲の見事さ。こんなにオケが総てなっている大学祝典序曲もないなあと感じました。こんなに一生懸命鳴らさなくても良いのにと思える位、ひたむきな実に立派な大学祝典序曲でした。恐らくはこれを作曲したブラームスの意向にぴったりの筈と感じました。

伊予守殿はベイヌムの「幻想」は持ってますか?

[207] Re^4: バイヌム 投稿者:吉岡伊予守爛柯 投稿日:01/01/30(Tue) 19:12

> 伊予守殿はベイヌムの「幻想」は持ってますか?

マーラーの弟子、オスカー・フリートのはあるのですが、ベイヌムのはないんですよ。

[190] コダイの無伴奏チエロ組曲 投稿者:雅山人 投稿日:01/01/20(Sat) 20:31 <URL>
はじめまして、リンクに登録していただいた雅山人です。コダイの好きな方が結構多いのに驚きました(失礼)
さて、コダイといえば私は”無伴奏チエロ組曲”を忘れる訳にはゆきません。丁度SPからLPへ移行する頃だったと思いますが、A.ヤニグロのチエロ独奏で確かヴァンガードから”無伴奏チエロ組曲”のレコードが出て大変話題になりました。それはヤニグロの技巧のすざましさと当時としては画期的な録音によるもので、コダイのファンには申し訳ありませんが、弦についた松脂のとぶ音まで聞こえる録音という評判でベストセラーになったのです。
丁度カザルスのバッハが旧約聖書として評判になっており、それに対比する無伴奏チエロ組曲という捉え方もあったと記憶しています。
(昔の話でヤニグロ、ヴァンガード−−間違いないと思いますが、もし間違っていたらすみません。但し、このエピソードについては鮮明に覚えていて間違いはありません。貴兄のコレクションにも無いので廃盤になっているのかもしれません)

[194] Re: コダイの無伴奏チエロ組曲 投稿者:tombi  投稿日:01/01/21(Sun) 22:15 <URL>
雅山人さん、どうもです。
> はじめまして、リンクに登録していただいた雅山人です。コダイの好きな方が結構多いのに驚きました(失礼)

はい、それに、私よりも詳しい人も多いのです。(^^ゞ

>が、弦についた松脂のとぶ音まで聞こえる録音という評判でベストセラーになったのです。
> 丁度カザルスのバッハが旧約聖書として評判になっており、それに対比する無伴奏チエロ組曲という捉え方もあったと記憶しています。
> (昔の話でヤニグロ、ヴァンガード−−間違いないと思いますが、もし間違っていたらすみません。但し、このエピソードについては鮮明に覚えていて間違いはありません。貴兄のコレクションにも無いので廃盤になっているのかもしれません)

これはヤニグロではなくて、ヤーノシュ・シュタルケルではないでしょうか。コダーイの無伴奏が有名になったのもこのシュタルケルの演奏と録音によってですから。3度録音しましたが2度目のものが48年度のディスク大賞を受けています「松脂が飛び散るような」とか「楽器の胴の中にマイクを仕込んだように鮮明」とか評されたものは現在はPHILIPSで出ています。25CD927
私の所有しているものはシュタルケルのDELOSから出ているものでAmazon.comから購入しました。1970年に日本でレコーディングされたステレオのものです。

ホームページを立ち上げた後、購入等したものについては未だ更新していません。近々更新予定でいます。 

[196] Re^2: コダイの無伴奏チエロ組曲 投稿者:雅山人 投稿日:01/01/21(Sun) 22:59 <URL>
>
> ホームページを立ち上げた後、購入等したものについては未だ更新していません。近々更新予定でいます。 

流石にコダイについて色々と詳しく知っておられるのに敬服しました。
投稿の際にヤニグロかスタルケルか一寸迷ったのですが、スタルケルだったのですね!
私も年のせいか段段と記憶力が衰えつつあって、あちこちに迷惑をかけています。

[199] Re^3: コダイの無伴奏チエロ組曲 投稿者:tombi  投稿日:01/01/21(Sun) 23:17 <URL>
> 投稿の際にヤニグロかスタルケルか一寸迷ったのですが、スタルケルだったのですね!

チェリストでは
下の方のツリーに吉岡伊予守(同じ神戸の方です)
ご推薦のフォイアマンもあります。

> 私も年のせいか段段と記憶力が衰えつつあって、あちこちに迷惑をかけています。

私も既に始まっています。(^^ゞ。気持ちだけでも若く持たなくてはね。
Hitch your wagon to a star!!

[201] Re^4: コダイの無伴奏チエロ組曲 投稿者:雅山人 投稿日:01/01/24(Wed) 18:06 <URL>
>
> チェリストでは
> 下の方のツリーに吉岡伊予守(同じ神戸の方です)
> ご推薦のフォイアマンもあります。
>
> フォイアマンとは懐かしい名前ですね。なかなか男らしい演奏をするチェリストで好きな演奏家でしたが、カザルスの陰にかくれて気の毒な存在でした。

[188] 交響曲は如何? 投稿者:月注斎 投稿日:01/01/18(Thu) 23:19
どうも。こちらには初カキコさせていただきます。
オケコンの話題は確かにみなさんおっしゃる通りですね。
バルトークが超有名で、コダーイのは恥ずかしながら聞いたことないです。ルトスワフスキのも聞きたいですが、なんか皆中欧の人ばっかですね。
それと、コダーイ最晩年の交響曲ってお聞きになったことおありでしたら、コメントをお願いします!

[192] Re: 交響曲は如何? 投稿者:tombi  投稿日:01/01/21(Sun) 21:44 <URL>
月注斎さん、近藤さん、どうもです。

交響曲。私の方はまだ手に入れられずにおります。ハーリー・ヤーノシュはもう6〜7位集まっているのですが。

近藤さん、本当によく聞き込んでおられますね。フィリッチャイのものがありましたか。DGのフィリッチャイ・エディションのものでしょうか。情報等、又お知らせ下さい。DISに載せます。

[195] Re^2: 交響曲は如何? 投稿者:近藤 投稿日:01/01/21(Sun) 22:34
フリッチャイのディスクは、グラモフォン445410−2のものです。
マロシュセーク舞曲とハンガリー詩篇とのカップリングです。これは何時買っ
たのか忘れましたが、日本語の解説がありませんから、輸入盤ですね。(あ
たりまえか・・・)タワーレコードかどこかで買ったのだと思います。

[197] Re^3: 交響曲は如何? 投稿者:tombi  投稿日:01/01/21(Sun) 23:04 <URL>
> フリッチャイのディスクは、グラモフォン445410−2のものです。
> マロシュセーク舞曲とハンガリー詩篇とのカップリングです。これは何時買っ
> たのか忘れましたが、日本語の解説がありませんから、輸入盤ですね。(あ
> たりまえか・・・)タワーレコードかどこかで買ったのだと思います。

私のはハーリーヤーノシュ、ガランタ舞曲、マロシュセーク舞曲とハンガリー詩篇とのカップリングです。

カップリングが違ったのですね。「交響曲」だけがない。あの名高いハーリ・ヤーノシュといい、聖ヘトヴィッヒ聖歌隊合唱団との燃えるハンガリー詩篇といい、フィリッチャイには圧倒されているので、やはり交響曲もフィリッチャイで欲しいと思います。又、探してみましょう。

[189] Re: 交響曲は如何? 投稿者:近藤 投稿日:01/01/19(Fri) 04:23
あくまで個人的な感想ですが・・・。
やはり最晩年の作品だけあって、コ
ダーイオケ作品の集大成といった観があります。2楽章の美しさなどは、まさ
に最高傑作でしょう。全曲通して、オケの使い方も巧みです。しかし!終楽章
にイマイチ説得力がないように感じます。同じ華やかさでも、ガランタや「紡
ぎ部屋」のような重みが欲しかった。あくまでも個人的感想ですよ。私が終楽
章の深い部分を感じ取れていないだけかも。
演奏はフリッチャイのものが
やはり、名演ではないでしょうか。マイナーではありますが、コダーイ作品の
中では割と録音がある方です。

[200] Re^2: 交響曲は如何? 投稿者:月注斎 投稿日:01/01/21(Sun) 23:20
フリッチャイであたってみましょう。ありがとうございます!

[119] フィリッチャイのコダーイ 投稿者:tombi  投稿日:00/11/12(Sun) 22:49 <URL>
 昨日、Amazon.com よりフィリッチャイのコダーイが届いた。何もamazon.com でなくても良かったのかも知れないけれど、日本では廃盤の可能性もあり、何よりも$12という価格が魅力的だったからだ。
 組曲「ハーリー・ヤーノシュ」「ガランタ舞曲」「マローシェク舞曲」「ハンガリー詩編」の4曲だ。「ハーリー・ヤーノシュ」以外はmonoだったけれど。
 しかし、「ハーリー・ヤーノシュ」を聴き始めて改めてフィリッチャイの手腕の凄さに驚いてしまった。これまで組曲「ハーリー・ヤーノシュ」はメンゲルベルクを始め、トスカニーニ、オーマンディ、セル、ケルテス、フィレンチェク、ラインスドルフ、デュトワと聴いてきたが、これは違う。全く違う。フィリッチャイの遺作とは聞いていたが、何という生命力に満ちた生き生きとした演奏であることだろう。正直なところ、「ハーリー・ヤーノシュ」は全曲盤を聞かないと、本当にはその面白さは判らないと思う。しかし、このフィリッチャイ盤は実に「ナポレオンの敗退」のサックスが利いている。これほどのコダーイの意図したBlack Humour が利いた組曲には出会ったことがなかった。全曲盤を聞いても一番笑ってしまうのはナポレオンの歌であろうが、組曲を聞いているだけではこれはなんだか判らない。従って綺麗に演奏しているのが多くそれはそれでそのまんま聞き逃してしまう。しかし、フィリッチャイは一聴するだけで、これはナポレオンに対する皮肉(ナポレオンを馬鹿にしているハリー)だというのが非常に明快である。その他、様々な場面でフィリッチャイのインスピレーション、如何にコダーイの楽曲を理解しているかが鮮明となる。ラインスドルフ、デュトワを除けば後は皆、コダーイの弟子若しくはコダーイと縁のある人たちの演奏であることは確かなのだが、フィリッチャイは一等抜きんでているのは確かだ。
 これは「ハーリー・ヤーノシュ」に限らない。続くガランタ舞曲にしても、マローシェク舞曲にしても、モノラルでありながら、僕はこれまで一体コダーイを理解していたのだろうかという想いにさせられた。デュトワできいたマローシェクは一体何だったのだろう。「ハンガリー詩編」はまだ、時間が無くて聴いてないのだが、これまで聞いている家にあるドラティとの比較となるから、これはこれで又、楽しみである。又、「ハーリー・ヤーノシュ」もまだドラティだけは聞いてないので、バークシャーから速く届くのを楽しみに待つばかりである。
 しかし、フィリッチャイというのは凄い指揮者である。ベルリン放送響を相手に残響を長く取った超モダーンな演奏をしている。昔、高校生の頃17cm盤でモルダウを買って聞いたが、それほどの印象も受けなかった。それまで聞いていたストコフスキーの影響が強すぎたのかも知れない。それ以降、フィリッチャイの演奏というのは聞いたことがなかったのでは無かろうか。「悲愴」がこれ又、超名盤となっている。これも買わずばなるまい。なにか、フィリッチャイのフリークになりそうな予感がする。

[123] Re: フィリッチャイのコダーイ 投稿者:菅野 投稿日:00/11/14(Tue) 02:26
 フリッチャイならば彼の指揮したドヴォルザークの「新世界から」
は名演だと感じます。第2楽章は有名過ぎるほど有名ですが、この
有名過ぎるほど有名な楽章をこれほどまで心込めて演奏抜かれたのも
珍しいのではないかと思います。

[125] Re^2: フィリッチャイのコダーイ 投稿者:tombi  投稿日:00/11/14(Tue) 21:18 <URL>
>  フリッチャイならば彼の指揮したドヴォルザークの「新世界から」
> は名演だと感じます。第2楽章は有名過ぎるほど有名ですが、この
> 有名過ぎるほど有名な楽章をこれほどまで心込めて演奏抜かれたのも
> 珍しいのではないかと思います。

聞きたい、聴きたい。でも、悲愴も買ってないし、新世界は一体何種類持っているんだろう。ここんとこ大量に購入してるしねー。海外だから時差を考えて良いだろうと思ってたらHMVと変わらないくらいで着いてしまって大変だ。まだバークシャーも来ることになってるし。初めてだからいつクレジットから落ちるのかも判らないし、又、女房から文句を言われそうだ。

[121] Re: フィリッチャイのコダーイ 投稿者:リベルテ 投稿日:00/11/13(Mon) 21:36 <URL>
フリッチャイによるコダーイの録音は、他にはハ長調の交響曲が
ハーリ・ヤノーシュと同じ晩年の61年にあるだけかと思います.
フリッチャイはその活動期間が短い割には、
発病ごとそれ以前とでは演奏スタイルが大きく変わり、
トスカニーニからフルトヴェングラーへと変貌した言われることがあります。
しかしバルトークやコダーイのいわゆるお国ものには、
常に沸々と煮えたぎる熱いマジャール魂と、
真摯に楽曲に向かう直向さが感じられます.
ベートーヴェン、モーツァルトそしてバルトークが彼の最も敬愛した音楽家でしたが、
名盤の残るチャイコフスキーと同等にコダーイもまた重要なレパートリーであることは間違いない事実です。
フリッチャイの次の課題がブラームスだったのですが、
彼に残された時間はありませんでした。
交響曲の2番などが残るだけす。
機会がありましたらぜひフリッチャイお聞きなってみてください。

[198] Re^2: フィリッチャイのコダーイ 投稿者:tombi  投稿日:01/01/21(Sun) 23:10 <URL>
このスレッドにもコダーイ「交響曲」の情報があったのか。
ということで上に上げておきます。

[161] コダーイの「ハンガリー民謡」 投稿者:近藤 投稿日:00/12/26(Tue) 05:35
はじめまして、私は長年コダーイファンをしている近藤と申します。
コダーイがハンガリー民謡を編曲したものがありますが、どなたか、それら
がまとめて収録されているCD、LPなどをご存知ないでしょうか。
近いところでは、アンネ・ソフィー・フォン・オッターのアルバムに数曲
入っていましたが、絶対フンガロトンあたりが全曲録音していると思うの
ですが・・・。
もう10年以上探しています。なにか情報をお持ちの方がいらしたら、書き
込みをお願いします。

[164] Re: コダーイの「ハンガリー民謡」 投稿者:tombi  投稿日:00/12/29(Fri) 22:38 <URL>
> はじめまして、私は長年コダーイファンをしている近藤と申します。

近藤さん、初めまして。亀レスで済みません。

> コダーイがハンガリー民謡を編曲したものがありますが、どなたか、それら
> がまとめて収録されているCD、LPなどをご存知ないでしょうか。


Hungarotonにはありますが、まとめてというのはなかなか難しいと思います。コダーイの作品、特に合唱作品はハンガリー民謡を元にしたものが多いので、単にfolksongで見ただけでは判り難いでしょう。個別には以下のようなものがありますが。

http://www.hungaroton.hu/classic/katalog/folk/18238.htm

collectorsとして
http://www.hungaroton.hu/classic/katalog/folk/1823637.htm

合唱作品として
http://www.hungaroton.hu/classic/katalog/composers/12352.htm
http://www.hungaroton.hu/classic/katalog/composers/12948.htm
http://www.hungaroton.hu/classic/katalog/composers/31524.htm
http://www.hungaroton.hu/classic/katalog/composers/31697.htm

ピアノ作品では
http://www.hungaroton.hu/classic/katalog/composers/4001.htm

といった所でしょうか。

コダーイは政治的な絡みもあってバルトークほどには集大成されていないのが残念です。

[174] Re^2: コダーイの「ハンガリー民謡」 投稿者:近藤 投稿日:01/01/02(Tue) 01:19
tonbiさん、ご丁寧な返信ありがとうございました。
やはり、合唱作品に比べて、歌曲は入手難しそうですね。
私も合唱作品は、輸入中古LPを中心に数年かけて集めたのですが、民謡編曲
歌曲だけが、なかなか・・・。
でも、確か2002年が生誕120年のはずですので、そのころにリリースさ
れないかなあ、と密かな希望を抱いています。
ところで、最後にありました「政治的なからみ」ってなんなのですか。よろし
ければ、詳しく教えて下さい。

[181] Re^3: コダーイの「ハンガリー民謡」 投稿者:tombi  投稿日:01/01/12(Fri) 23:07 <URL>
またまた、亀レスになってます。済みません。

> でも、確か2002年が生誕120年のはずですので、そのころにリリースさ
> れないかなあ、と密かな希望を抱いています。

そうかあ、気が付かなかったですね。HPを立ち上げていながらこれですもんね。皆様のお陰でなりたっています。これはちょっと考えなければいけませんね、更に充実を心がけなければ。HUNGAROTONからバルトーク全集が出ますものね。

> ところで、最後にありました「政治的なからみ」ってなんなのですか。よろし
> ければ、詳しく教えて下さい。

ということで、えらい深い意味はありません。コダーイはバルトークやドホナーニに比べて遙かに先鋭的(不器用)であり、革命が失敗に終わって目の敵にされたというのは当サイトに記した通りです。その後のドイツにも抵抗した挙げ句、バルトークを始めとする多くの若手音楽家はアメリカに亡命するわけですが、コダーイはそのままハンガリーにとどまり、ナチスドイツに昂然と反抗する道を選択しました。ソヴィエトによる包囲が始まっても彼はとどまり、その後、社会主義ハンガリー人民共和国国家から3度も勲章を受けるようになり、ハンガリー最高の音楽家となります。

こうしたことの反動が現在出てしまっているということです。詳しくは様々なハンガリーリンクを参照してみて下さい。まだ社会主義が崩壊して、新しいですから、よくよく考えればそんな馬鹿な話はないのですが、一種のブームといったようなものではないでしょうか。たぶん近藤さんの言われる2002年がコダーイ生誕120年であるならば、その辺りを契機にコダーイ再認識、コダーイ復活の動きが出ても全く不思議ではありません。是非そうあって欲しいものです。

バルトークはコスモポリタン、音楽的には革新的でしたが、私生活においては晩年は不幸でした。今やその人気は凄いですが。
コダーイは革新の中の革新でしたが、音楽的にはローカル、保守、それ故に世界的な広がりを見せ、私生活では晩年は幸福でした。さて今後はどのように評価されていくのでしょうか。

[185] Re^4: コダーイの「ハンガリー民謡」 投稿者:オグラ 投稿日:01/01/15(Mon) 13:10 <URL>
> > ところで、最後にありました「政治的なからみ」ってなんなのですか。よろし
> > ければ、詳しく教えて下さい。
>
> ということで、えらい深い意味はありません。コダーイはバルトークや

tombiさん,お久しぶりです.私も,現在のコダーイのハンガリーにおける評価について,少々気になってます.私が聞いた範囲では,現在のハンガリー政府の人達は,コダーイのことをあまり評価してないと聞いたことがあります.日本のハンガリー大使館の職員も,観光のためにはコダーイを宣伝するものの,音楽的には重要視してないらしいのです.このことは,私のHPの「二人のコダーイ夫人」という所でも書きました.
 しかし,こういったことが本当かどうかは確認してません.大使館の人達に聞いてもなかなか本音を言ってくれるとは思えません.tombiさん,あるいは誰か,その辺の真相をご存知の方がおられたら教えてくれませんか.

[193] Re^5: コダーイの「ハンガリー民謡」 投稿者:tombi  投稿日:01/01/21(Sun) 21:54 <URL>
おぐらさん、どうもです。

>  しかし,こういったことが本当かどうかは確認してません.大使館の人達に聞いてもなかなか本音を言ってくれるとは思えません.tombiさん,あるいは誰か,その辺の真相をご存知の方がおられたら教えてくれませんか.

推測するよりないですね。でもリンクの中にハンガリー在住で、演奏活動などなさっている方もおられたと思います。作曲家もいたかな?もしかしたらそんな方から情報が得られるかも知れませんね。

[183] Re^4: コダーイの「ハンガリー民謡」 投稿者:近藤 投稿日:01/01/13(Sat) 01:48
なるほど!!そういうことですか。私はコダーイの、ハンガリーに残りつづけ
たという生き方にも大変共感していたのですが(バルトークを批判しているわ
けではなく)、ある意味でその事が、現在のハンガリーにおけるコダーイと
バルトークの評価に違いをもたらしているわけですね。なるほど・・・。
信念の人であったコダーイがバルトークと同等の評価を受ける日も、きっと
遠くないででしょう。
貴重なご教授ありがとうございました。